curious と言えば、凛の代名詞。
こっちに来てからというのも、もっぱら私もです。

今週でイタリア人のお友達が帰国してしまうので、コロンビア人の女の子と3人でごはんを食べに行ってきました。


観光客にまざって、トラファルガー広場で記念写真♪

楽しい話はもちろんですが、ちょっぴりシリアスな話も。
うちの学校はなぜか、韓国、サウジ、コロンビアが多いのですが、コロンビアってどこにあってどんな国か知ってますか?

お恥ずかしながら、私はコロンビア=麻薬の国くらいのイメージしかなくて、何にも知らなかった。
何人かのコロンビア人に、なんで英語を勉強するのって聞いたら、全員が全員仕事を得るため、と答えます。
英語ができるかどうかで、仕事の内容が全然違ってくるらしい。

今日いっしょにごはんを食べた女の子は、朝と夕方にお掃除の仕事をしながら学校に通っています。
それでも、イギリスに来ることができている訳だし、たまに旅行だって行ける訳だし、おそらくコロンビアの中ではそこそこの収入がある方なのだろう。

先進国と発展途上国というくくりは好きではありませんが、現実をまざまざとつきつけられた気がします。

日本やヨーロッパの出身の人は、仕事に必要だとしても、英語ができたらいいな、程度の覚悟だろう。
それに比べ、彼女たちは必死だ。

ビザをとるのがどれだけ大変か、とか
麻薬よりも政治の方が問題だ、とか
アメリカへの感情だったり、とても興味深い話でした。

一番印象的だったのは、もし延長ビザがとれるなら、永遠にイギリスで働きたい?と聞いたら、驚いたことにYesでした。
そして、彼女自身「私の国はあなたたちの国とは違う」と繰り返していましたのが、今でも印象に残っています。

私に何ができるだろうと思って、あぁこの言葉自体、嫌なぁと自分で思った。この発想自体が、上から目線なんだな。

彼女たちは彼女たちなりに必死に頑張っているのだから、応援するしかない。
私にできることなんて、何もない。。

日本だって、焼け野原から立ち直ったのだから、頑張って!と言いたい所だが、英語で伝えるとその100分の1も伝わらないのよね~。
世界中の国から生徒が来ているのだから、みんなの生の声、意見を聞きたい。
そのために、英語ができないと!
英語を勉強するためのモチベーターが一つ増えました。

それにしても、なぜこのボキャブラリーと文法で、あんなに難しい話ができるのか。
ほんと、尊敬します。

おかげで私も最近は、日本の習慣だったり、自衛隊の存在だったり、アメリカとの関係だったり、自分の意見として言えるように、普段から考えるようになってきました。

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