Just like man's best friend...ではなく、今度は本当の man's best friend = of course, dogs! のお話です。
"The Secret Life of the Dog"
http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b00pssgh/Horizon_20092010_The_Secret_Life_of_the_Dog/
1/6にBBC2で放送されたドキュメンタリーです。随分アップするのが遅くなりましたが・・
1ヶ月はインターネットでも見れるようなので、ぜひご覧ください!
どうやって人と犬がコミュニケーションをとっているのか、
そして、どうして犬だけができるのか、(オオカミからの進化も含めて)
という点が大きな内容です。
英語がわからない~、という方も映像だけでも何となくわかると思いますよ。
映像だけでわかりやすいポイントとしては、
野生のキツネを50年かけてdomesticated(ペット化)しているロシアの実験。
犬と同じように人にしっぽをふって喜ぶようになり、しっぽは短くカールし、
耳もたれてくるのが映像でわかります。8世代目からこういう子が出てきたそう。
世界一かしこいボーダーコリー
何年か前にNational Geographicにも掲載されていた子ですね。
340の言葉を聞き分けているとのこと。言葉だけならそれ程驚かないのですが、
写真を見せて、同じものを持ってくる、というのはちょっと感動。初めて見たものでも
できるんですって。犬の可能性はここまで、と決めてはいけないなぁ、と思いました。
人の指差しジェスチャーをどれだけ理解できるか?
何もまだ学んでいないパピーでも、理解できることを実験で証明しています。
これはチンパンジーにはできない。ましてオオカミはアイコンタクトをとらないから無理。
どちらかというと、2才の子供が学習する過程と似ているとのこと。
最近では、チンパンジーにとってかわる存在として、犬が注目されてきているらしい。
(遺伝子レベルでの病気の特定など)
個人的にはこういう実験は好きではありませんが(最大限犬にストレスを与えないように、とは配慮されていると思いますが!)、ドイツ、イギリスを始め、ヨーロッパ各国ではこうやって科学的に研究しているんですね。
経験則に偏りがちな日本の犬社会から見ると、随分と考え方の差を感じさせられました。
ドッグトレーナー修行の最近のブログ記事
せっかくきれいに降り積もった雪も、とうとうおしまい。
気温が零下にならなくなり、1日であっという間に溶けていきます。

例のかまくらは、とうとうまっぷたつ。若者の仕業か!(この発言がもうおばちゃん)

雪だるまもこの通り ^^;
犬たちのあいさつの場と化しています。
そういえば、最近凛がおなかをこわしてから、ジャージを着させて散歩しています。
洋服を着せるって、すっかり忘れていたことだけど、ぎりこさんの「おなか冷えない?」のコメントに思い出しました。いくつか持ってきていたんでした。
今日なんて、湿地帯を歩いているようなものなので、足もおなかも冷え冷えでしょうね。
そして、砂浜合宿さながら、歩くだけでクタクタ。
凛もめずらしく、はしゃがずもくもくと歩いていました。。
あ、そうそう、一気に雪解け(thaw)したから、本当に洪水(flood)起きてます。
公園内の道は川になりました・・。
クリスマス連休ということで、犬なし散歩の人が多いです。
子供連れは普段も多いけど、ティーンエイジャーの子供とや、親父+子供の男同士をたくさん見かけました。
散歩で語らうのがイギリススタイル?
半面、いつも歩いている人が少ないような気がします。みんな帰省しているのかな。
凛の散歩中も、ほとんど人に会いません。

今日も快調、ゴミ袋凛ちゃん。
先週、今週と学校はお休みなので、毎日ゆっくりお散歩を楽しめます。
いくつかパターン化しているお散歩コースも行きつくし、飽きてきたので今日は違うルートで。

シカに会ってきました。
手前の2頭が凛をガン見してます。
近所の Golders Green Park には子供用のミニ動物園があります。
(ミニと言っても、このシカ達のフィールドは写真の倍くらいの広さです!)
普段は子供がたくさんいるし、犬を見て動物がびっくりしちゃいけないと、避けていましたが、この人の少なさならいいか。

柵は2重になっているのですが、1頭が一つ目の柵をくぐって凛に接近。
シカって臆病なのかと思ってたけど、ここの子達はさすがに人慣れ犬慣れしてるのね。
いつか野生のシカも見てみたいなー。

How to have the Perfect Pup £6.99
表紙のパピーがちょっと凛に似てる?

日本でもよくある、子犬をこれから迎える人のためのミニ犬種図鑑、といった所なのですが、以前に学校で使っていた犬種図鑑以上にわかりやすくオススメです。
笑えたのが、Parson Russell Terrier の Excersise(運動量)欄
It's almost impossible to over-exercise a healthy, adult Russell
健康な大人のラッセルテリアを運動させすぎにするのは不可能に近い
名言です。
でもね、他のテリアやガンドッグだって、もちろん同じくらい運動必要なんですよ。
Belgian Shepherd なんてクールに「2時間半+フリーラン」ですから。
これって、絶対ブリーダーの性格だと思う。
ジャック飼いの人って、「いかに大変か」が自慢だから ^^;
ジャックほしいっていう人に会ったら、どんな問題があってどんなに苦労するかを語って、飼うことを反対するのが王道です。
そこんとこが、他の犬を選ぶ人とは違うんだな~。
(ビーグルとはちょっと共通するものを感じるけど・・)
ということで、ジャックを飼っている人は、ちょっとひねくれ者で、隠れたユーモアを持つ人、のような気がします♪
似たような'疲れなさ自慢'をいくつか紹介しまーす。
Alaskan Malamute
4 miles a day is the minimum - it is not possible to wear this dog out!
1日最低6.5km、この犬の体力を使い果たすことは不可能です!
Australian Shepherd Dog
Virtually inexhaustible! A great slimming aid!
事実、へとへとになることはありません!ダイエットの友に最適!
Border Collie
Significant - but mental stimulation is just as important
相当な運動が必要、でも精神的な刺激も同じくらい大切
Flat coated Retriever
They'll take as much as you can give; allow a short rest afterwardss and then do it all again!
できるだけ。ちょっと休憩したら、もう一度!
ハイパー犬、大好き♪
犬が階級を意識するかどうか、それが問題行動と関係あるかどうか、はよく議論されていることですが、私は絶対にあると思っています。
なぜってね。

寒からだっこして~、と勝手に登ってくる犬。

転がって新聞読んでいれば、足に登ってくる。

凛が寝ている時をねらって逆転してみるけど、

あたしが下なんて納得いかないわっ、とソファのへりに登る犬。
犬はこうやって、さりげなーく順位争いをするんだなぁ、と。
おもしろいので放置して観察しています。
教材に使えるわ~。
こうして、うちの2番争いは続くのでした。
あ、一応補足しておきますけど・・
私には一切こういうことしないんですよね。
だっこしてほしい時はじっと見て許可を待っているだけですし、
同じソファに上がってくることもほとんどありません。
相方は日本にいる時は忙しくて、ほとんど凛ときちんと向き合う時間がありませんでした。
だから、こうして今になって凛はチャレンジをしかけてくる訳です。あからさまに・・。
何か問題行動が出るレベルではないので、ちょっとだけ入れ知恵して見守っていますが、
私とだけだと見せない行動がたくさん見れて、ほんとにおもしろいです。
あなたが犬に教えたいことを箇条書きにするとしたら、どんな順番になりますか?
最近よく読んでいる雑誌「your dog」の今月の特集「10 vital things to teach your dog」を参考にしてみましょう。ちょっと意訳ですが、私なりに訳もつけてみます。
1 Being with people, and cooperating with them, is highly rewarding
人といっしょに過ごすこと、いっしょに何かをすること=良いことがある
2 How to cope with being alone
お留守番
3 Being at ease with new things
新しいものに出会っても驚かない(社会化)
4 The 'Quiet' command
「静かに!」の指示
5 How to travel quietly, and at ease, in the car
車で旅行すること ~楽に、静かに
6 The 'Watch me' command
「こっちを見て!」の指示
7 The recall command
呼び戻し ~ノーリードで
8 Lie down and stay down
「ふせ」「まて」の指示 ~落ち着かせるため、危険から守るため
9 The 'Stop' command
「ストップ」の指示
10 The 'Leave it' command
「離れて」の指示
お国柄がよく現れているというか、子供も犬も、お留守番をさせることがとても少ないこの国では、お留守番について書いてあることは少ないです。
私が犬を飼っているというと、学校に行っている間は犬はどうしてるの?と必ず聞かれます。
指示もたくさん含まれていますが、あくまでも外でノーリードで、エマージェンシーの時でも使えることが前提です。
当たり前のリストのようですが、まさに凛を育てた時に感じたこと、そしてロンドンに半年暮らし、試行錯誤で凛との付き合い方やトレーニングも変わって感じたこと、が凝縮されています。
この10項目がストンと自分の中にはまりました。
急遽計画した(相方にしてもらった)来週の旅行に向けて、凛の預け先探し。
春から機会がある度に、先生に聞いたり、友人に聞いたり、ウェブで調べたり、とリサーチしてきたのですが、今回 Home Boarding という仕組みに出会いました。
イギリスでは犬を預けることを Boarding と呼ぶのですが、Kennel と呼ばれるペットホテルに預けるか、友人に預けるのが一般的。
でも、田舎の方では外飼いも普通な国なので、Kennel も外だったりするんですよね。。
日本でいうペットホテルと似たイメージのラグジュアリーなホテルを見学したこともあるのですが、サービスは悪くないものの、大型犬向きの部屋は広すぎてさみしい・・。
で、今回行き当たった Home Boarding は、carerと呼ばれる一般の家庭で預かってもらうシステム。詳しく話を聞くために、今日は窓口となってcarerさんを紹介してくれる会社さんを訪問してきました。
(本当はメールと電話だけで済むのだけど、電話でやりとりする自信がなくて・・)
一般のお家の一角にある事務所で、とてもアットホームな雰囲気。
やっぱり犬好きに悪い人はいないことを、実感しました。
来てみてよかった、こういう人たちがやっているサービスなら大丈夫だろうな、と思えます。
それにしても、超カタコト英語な私たち。。
それでも、皆さん嫌な顔一つせず対応してくださるので、本当に感謝です(涙)
今回は、訪問前にも毎日メールでやりとりしていて、だんだんと英語でメールを書くことに抵抗がなくなってきましたよ。
最初にアプローチするメールだけは、英語の先生にチェックしてもらっているけれど、その後のやりとりは急ぎだから自己流。その時々では perfect! と思って送ってるけど、結構おかしいんだろうなぁ・・。
Winkie Spiers氏が開催する evening talk へ行ってきました。
内容は社会化についてのトークセッションで、来ていた方のほとんどは既にWinkieさんのクラスを持っているよう。私はインターネットで見つけて、初めてお会いしたトレーナーさんです。
中でも繰り返し彼女が伝えていたのは、「社会化」=「自信をつけさせる」ということ。
そして、社会化に終わりはないこと。
私もこの日、2つの自信をもらって、帰ってきましたよ。
1つ目は、トレーニングに関して。
彼女が伝えていたことは、私が感じてきたこと、教えてきたこととほとんど全く同じでした。
日本でやってきたことも、ロンドンとそう差はつけられてないぞ、とちょっと自信。
それでも、全くニュアンスまで同じものもあれば、伝え方が少し違うこともあり、とても勉強になりました。
2つ目は、英語。
自分の専門分野であれば、聞きとれる単語はすごく多いし、全部聞き取れなくても予測しながら理解できるものだなぁ、と思いました。
まぁ、予測っていう所が問題なんですけど・・詳細までわかってないから・・。
それでも、前回のトレーニングクラスのように、すべてわからないという状況は脱したのか、と少しの上達を感じ、今回は楽しめたのでした。
とまぁ、どちらも終わりのない勉強ですが、こうやって少しずつ少しずつ自信をつけていくことが大切なんですよね。英語の先生にもよく言われます。
人間も犬も、一生社会化です♪
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自分の専門分野の話でしたので、半分は英語の勉強のために来たようなものでしたが、飼い主さんの反応を見るのも、勉強の一つ。
ロンドンの飼い主さんも、日本とそう変わらない点に疑問を持つんだなぁ、と感じました。
予期せず他の犬が来ちゃったらどうしようとか、攻撃的な犬と会ったらどうやって止めたらよいかとか、質問の全部は聞き取れませんでしたが・・。
飼い主さん向けのセミナーだから、もちろん100%既知の内容。
唯一私の中で確証がなかった「社会化しすぎは良くないことか?」という点についても触れていたのですが、肝心のWinkieさんの意見はちゃんと聞きとれず・・。
※社会化しすぎ、は普通の飼い主さんの元ではあまりあり得ない状況ですが、例えば凛の場合は、トレーニングの学校でまさに100人以上の人からトリーツをもらっているという過剰な社会化(ただの条件付けとも言えるのかもしれませんが)をしてしまっているので、誰にでもフレンドリーな反面、誰でも自分を可愛がってくれるという変な勘違いも生んでしまい・・、どうしたものか、と個人的に考えていたのでした。
あぁ、まだ自分が知らないことを英語で吸収するのは無理なんだなぁ。。

Audio CD と 本を買ってきたので、お家で復習です。

Mayhew Animal Home というシェルターのオープンデーに行ってきました!
以前に Hamstead Heath で行われたチャリティーイベントに参加したことはあったのですが、施設を見るのは初めて。

通りを封鎖して、お店が出ていたり、シェルターにいる犬達のドッグショーをやっていました。
残念ながら、今回犬の施設はオープンにしていなかったので見れなかったのですが、おそらく犬たちのことを考えてのこと。
以前に別の施設を見学した時、知らない人に吠える子も多かったので、一般公開はストレスを与えるだけなんじゃないか、と思っていたので、理由を聞かずとも納得。

ネコのブースは見学者でいっぱい!(ネコはいいのか??)
こんな風に二階建てのブースで、上のベッドで寝ている子もいれば、段ボールで寝ている子もいました。
ドイツのティアハイムでは、ネコも自由に外に出入りできるスペースがあったけれど、ここにはないみたい。

そのかわり!こんなステキなスペースがありました!!
ウサギも普段は芝生の上に出してあげる時間があるみたい。やっぱり自然に触れることは大切です。

もう一つ私が好きなのが、これ。ネコ用おもちゃの作り方。
先輩トレーナーから、昔は犬用おもちゃなんて売ってなかったから手作りした、ということを聞いていましたが、
ただおもちゃを買い与えるより、どうしたらこの子は楽しいかなぁ、って考える時間としてとってもよいことだと思うんです。

小規模ながら、病院施設はとても充実していました。
ぬいぐるみを使った手術のデモもあったりと、すばらしいプレゼンテーションでしたよ。
ここは小さい方の施設ですが、それでも100年以上の歴史があるHomeです。
日本との歴史差を感じる反面、階級や収入格差が小さい日本としては、こういう施設を充実させる方向ではなく、そもそも捨てる人をなくす方向性に持っていかないとなぁ、と改めて思うのでした。
一般の飼い主さん向けのトレーニングクラスに参加してみました!
だって、場所がお家のすぐそば、Hampstead Heath Extentionなんですもん。
Recall Workshop と名うっての1時間半の野外クラス。
申込段階からドキドキ。
英語の先生に添削してもらいながら、何とかメールでやりとりしていたのですが、当日は見事撃沈・・英語はほとんどパーフェクトにわかりませんでした(笑)
それでも、トレーニング内容はもちろんわかっていることなので、見よう見まねとポイントで聞こえてくる単語を手掛かりに何とかかんとか。
まだまだ英語の道のりは長いことを実感したのでした。。
それにしても驚いたのは、パピークラスでもないのに、10頭くらいいた内パピーじゃないのは凛だけ!
成犬で参加してるなんて、恥ずかしいくらいでしたよ。
パピーばかりですからもちろんうまくいかないこともありますし、
飼い主さんもすごくトレーニングが上手な訳ではないのですが、
やっぱりパピーからしつけをすることに対しての意識の高さには驚かされます。
日本では、こんな社会を目指してドッグトレーナーとして活動してきた訳ですが、改めてどう伝えたらこんな社会が作れるんだろう、と頭を悩ませてしまいます。
ロンドンでいろいろと見聞きする度、犬と人との関係のすばらしさを感じて、日本と正反対のような気がしてしまうのですが、
反面、トレーニングしている内容はほとんど全く変わらない。
結局は、
何を教えるか
ではなくて、
どう伝えるか
なんだな、と感じます。
まだまだ答えの見つからない課題に、悩み中。
さて、道草食いながら どこに来たかというと、
A Grand Victorian Fayre
という Victoria時代(っていつのことかよくわからないのだけど・・)の衣装やらゲームやら、その時代を感じられるイベントがあるということで、Kenwood House にやってきました。
今月は悪名高い王様ヘンリー8世の戴冠500年記念ということで、Victoria時代のイベントがあちこちで行われています。

凛ちゃんは、芝生の草を食べまくりでバカっ顔。

早速、その当時の衣装で兵隊さん達がやってきました。
この国のイベントって、「これからやりまーす」とか何もなくて突然どこかで始まることが多い。。

王様と女王様らしい。
めずらしく、今日はLondonっ子もカメラ持ってました。(普段写真撮ってるのはアジア人だけ・・)

その後ろで、わんこ達もいっしょに見物。アウトドアのイベントはいいですね。
ゴールデンとビアディ系のもじゃもじゃくん。

兵隊さんの行進についていきますー。
キャバちゃんと、ボーダーテリアのmixちゃんだったかな?
Londonではボーダーテリアを見かけることが本当に多いです。

今日はいつもに増して犬連れの方が多い!
ゴールデンの子は足が真っ黒け。きっと池で泳いできたんだろうなぁ。
Londonの犬は白くても毛が長くでも結構ドロドロな子が多い。
だけどそんなにマメに洗ってる気もしないし。土足文化って便利だなぁ。
まぁ日本でも、自分は靴ぬぐけど、犬は足拭かない、しかも布団に入れちゃう
っていう人がいるけど。

そして、なぜか今日はジャックDay!普段はあまり見かけないのに、今日は5,6頭来てました。
このジャックちゃんは凛を Rock on。でもイベント中だから、ここじゃ遊べないのが残念!

Kenwood House にあるカフェも外の席はもちろん犬OK。
ピレネーくん達は、今日のお天気じゃ暑そうです。

カフェにはきちんと注意書きもありました。
・リードにつなぐこと
・犬を置いて離れないこと
要は、犬連れの人だけでなく、すべての人のための施設だからマナーを守りましょう、ということだけなんですが。
私が住んでいるあたりでは、カフェやパブのアウトドア席はほぼあたり前に犬OKです。
こういう注意書きがある方がめずらしいくらい。
っていうことは、やっぱりマナーを守らない人もいるのかなぁ、とちょっと残念になりますよね。

そして、本日のメインイベント!
Victoria時代の馬術の紹介。あこがれの Side Saddle です!
写真ではわかりにくいですが、女の子乗りですね。
"Tomb rader" で Angelina Jolie がやってたのを見て以来、あこがれてました。
いつか自分の馬と過ごせる日が来たら、やってみたい~。

そしてイギリスはステキだなぁ、と思うのはこういう場面。
イベントが終わった後に、子供達が馬に触ったり、馬について説明したり、という時間があるんです。

こうやって、動物にやさしい子が育っていくんだろうな。
「見てるだけ」と「さわったことがある」という経験の差はとても大きいと思います。
長い時間では馬の方もストレスなのでしょうけれど、さわろうとしたら馬が嫌がった、という経験だって大切ですものね。
ぬいぐるみとは違う、というのは基本的なことなのだけど、案外大人でもわかっていない人が多いように感じるから。(特に日本では!)
でも、その人を批判する訳じゃなくて、、私もそうだったから。犬に対しても、馬に対しても。
どうやったら、これを伝えられるのかなぁ、というのがイギリス留学中の課題です。
この写真だけ見てもわからないと思いますが・・

後ろの黒いの、ネコです。
同じflatに住むこのおじさん、毎朝ネコの散歩をしています。
リードをつける訳でもなく、時々寄り道するネコを待ってあげながら、ゆったりゆっくり。
ネコのことは全く詳しくない私。
ネコの散歩ってできるんだぁ、と感動ひとしきりでした。
きっとこのおじさん、"トレーニング" なんて意識したことないんだと思う。
育て方なんだよなぁ、とこの国で暮らす動物たちを見て、つくづく思います。
そして、自分の仕事 "ドッグトレーナー" の役割って何だろう、と考えてしまいます。
衝撃的なタイトルですが・・今日BBC3で見た番組のタイトルです。
字幕付きならすこーし内容も理解できるようになってきたので、
イギリスの犬事情を書いてみたいと思います。
たまにはちゃんとトレーナーらしいことしないと・・。
UKでは1991年より 特定の Fighting Dogを飼うことは法律で禁止されています。
£5,000の罰金か6ヶ月の刑務所行きです。
この年に、Pit Bull に襲われてあと2時間遅かったら・・という重症を負った6歳の女の子が
いたそうで、それがきっかけとなってできた法律だそうです。その女の子(今は大人です)も
インタビューに答えていました。
※詳細はこちら(英語です)http://www.defra.gov.uk/animalh/welfare/domestic/ddogsleaflet.pdf
現在禁止されているのは、以下の4犬種
Pit Bull Terrier type
Dogo Argentino type
Fila Braziliero type
Japanese Tosa type
ですが、この番組のレポートによると2006年以降これらの犬種が増え続けているという。
悪質なブリーダーは摘発されているようですが、一般の飼い主は取り締まっていないよう。
(英語力の問題で・・この法律がどれくらいの効力があるものなのかわかりませんでした・・。)
なぜ人々が figinting dog を飼うのか? という視点のこの番組。
私なりにまとめてみます。
1. as a bodyguard
LONDONは比較的安全な街ですが、やはり地域によっては危ない所もあるらしい。
女の子がピットブルを連れて夜道を歩いているのが印象的でした。
(まぁでも、夜1人で歩くなんてことしなきゃいいと思うのだけど。)
留守中の空き巣対策になっているという人の意見はごもっともです。
2. as a status symbol
特にHipHop系のミュージシャンが与える影響が大きいようですね。
プロモーションビデオにかなりaggressiveなピットブルが出ていることがあり、
"aggressive = cool"という印象を若者に与えているよう。
3. as a weapon
これがこの番組の本題。
ただ見せかけの bodyguard / symbol ではなく、
実際に人を襲わせるようにtrainingしている人が増えているとのこと。
本能のままにひっぱりっこをexcitさせたり、ひどいケースではたたいたりけったりで
わざとescalateさせたり、ウサギを襲わせたりしているケースも!!
いったん血の味を覚えた子が2回目どうなるか・・本当におそろしい話です。
実際に子供が被害者になっているケースもあるようです。
この地域の獣医さんも取材されていたのですが、aggressionのレベルは Fighting Dog
レベルに上がっているようで、犬同士のけんかの結果、相当なケガを負っているケースが
増えているのだそう。

この子は、人間によって虐待を受けた子。。タバコの火を押しあてた跡が無数にあります。
正直、ここでは公開できない程ひどい映像もたくさん。。。
ただし救いも一つ、警察犬と同様に、aggression をちゃんとコントロールして、
指示がない限りは絶対に行かないレベルまでトレーニングされている子もいました。
彼はトレーナーでもなく本当に普通の若者だったので、正直びっくり!
番組の最後に、彼がちゃんとコントロールできていることの証明として
Good sitizen test を受けて合格していました。
翌日のMETRO(フリーペーパー)にもこの番組のレビューが掲載されていてたのですが、
It wasn't the dog that were out of control, it was the owner.
とはっきり書かれているのには、さすがヨーロッパ。
実際にこれらの犬を飼う人が増えているという現実もふまえ、
個人的には「禁止」ではなく「許可制」にできないものかと思う。。
最後に登場した responsible owner がきちんと報われるシステム、
例えば犬には税金がかかるけど、Good Citizen Test に合格すれば半額になるとか。
(UKは割引が好きみたいで、交通違反の罰金も期限までに払えば半額とか、
水道代も期限に払えば割引とか、公共的な料金でさえあちこちで割り引かれます。
あ、バスも Oyster Card(suicaみたいなもの)だと半額!だし。)
個人的にはこれらの犬種、好きです。
日本には少ないからそれ程多くの子に会ったことはないけれど、あのつぶらな瞳がたまらない。
それに、基本的にはとてもおだやかな性格で、本当にかわいい!
でも、私の犬 Jack Russell Terrier もそうですが、いったん本能のスイッチが入った時にも
指示が入るレベルまでトレーニングすることは決して簡単なことではありません。
日本でほとんどの人が思い描く Dog Training のイメージは、" 楽しい生活を送る " ため
のものではないでしょうか。でも、Fighting Dog に限らず多くの犬種では、" 安全に生活する " ためのトレーニング"も必要なんです。
私たちドッグトレーナーは、その犬種やその子が本能的に持っているものをきちんと理解して
伝えること、がとても重要なんだとLONDONに来てから改めて痛感しています。
※つたない英語力で理解した私なりの意見なので、正確でない部分もあるかもしれません。
また、法律も今度変わる可能性もありますので、ご理解くださいませ。
ここLONDONでは、電車もバスも犬OKです。
でも、たまーーに見かけるくらいで、ほとんど乗っていません。

Guide dogs admitted: others are allowed at the driver's iscretion
これはバスにはってある案内ステッカー。かわいいでしょ?
ガイドドッグ(盲導犬、聴導犬など)はもちろんOK。その他は運転手の判断で、ということなんですが、運転手に聞いているのをまだ見たことがない。
そんなLONDONの犬社会を見ていて肌で感じるのが、モラルのあり方。
地下鉄も犬OKだけど、いつも混んでる地下鉄に犬を乗せる人なんてほとんどいない。
バスだって、犬を見かけるのはすいている時間帯だけ。
運転手さんに聞かなくったって、自分で考えればわかる訳ですよね。
ノーリードで公園を歩いている犬だって、人が多い場所や道路ではリードをつけるし、
カフェやパブは、外のテーブルだったら犬もOK。
でも、特殊な場所以外は、公園もパブも、犬がOKかどうかなんて書いてない。
こうやって書くと、当たり前と思っている人にとっては当たり前すぎることなんだけど、
日本では注意書きが必要な現実を思い出します。
この国の表現で私が気に入っている言葉 "responsoble owner" が当たり前に定着している社会ってすばらしいと思う。
でも、LONDONの犬事情で一つだけ許せないのが、うんち置き去り。
これは日本では常識化しつつあるけれど、ここではまだそうはなってないんだなぁ。
そして、それを啓蒙していくのが、私たちドッグトレーナーの仕事なんだなぁ。
なーんて、今さらなことを考えてみる。
"当たり前" って難しい。
元気になってきたのに、体力回復してなくて動けないので、結構暇です。
買いためてあった犬雑誌を読んでます。
コングの作り方。
さすが、大胆。
1、ピーナッツバターをふたになるようにたっぷりぬります。
2、凍らせます
3、チキンスープをいれます
4、凍らせます
ね、簡単でしょ?
・・って、このやり方は日本でも知ってたけど試したことがありません。
だって、これ溶けてきたら部屋中汚れそう。
凛ちゃん、コングの中身が出てこないと、ガンガン投げつけるから。。
ずーーーっとちゅうちゅう吸ってる子なら、汚れないのかなぁ。
あのぉ。。あたし、とってもひまなんですけど。。。
・・・ごめんよぉ。
毎日帰ってきたら宿題と予習に追われている2人。
気づくと、後ろでひそかにアピールしているけなげな凛ちゃんでした。
苦楽を共にしたお友達がおなくなりになりました。
え?ダメだった??
あ~あ、二度の引っ越しと飛行機を共に乗り越えてきたお友達がぺっちゃんこ。
ふっと後ろを見たら、綿の山でした。
楽しかっただろうねぇ。。
とうとう!我が家にテレビがやってきました!
最初の1週間は無音で暮らし、次の1週間はラジオの音のみで暮らし、
これはこれでいいかと思いましたが、やっぱりテレビは一番の言葉の勉強になるので、
買っちゃいました。
早速ON!おお、"Dog Whisperer" やってました!
アメリカのドッグトレーナー シーザー・ミランが、問題犬のトレーニングをする番組です。
(日本では確かDVDが出てます。)

なぜか、Tシャツの文字が「伝説」・・。
さっぱり聞き取れませんでしたが、、、
何度も彼が口にする単語で、私の印象に残ったのがこの言葉。
・Calm down(人に対して)/ in a calm and submissive state(犬に対して)
・become a pack leader
・find a balance
特に calm という単語はよく出てきます。
吠えたり、攻撃的になったり、いたずらしたり、と犬が困った行動をする時、
大抵の人は興奮してしまいます。でも、これが逆効果。
まずは、飼い主が「何でもないこと」を態度で示すこと、が大切なんだと思います。
このポイントは彼の本「あなたの犬は幸せですか 」にもよく出てきて、
「クレオパトラを演じなさい」は私のお気に入りのフレーズ。
彼のやり方は賛否両論ありますが、specialist ならではの方法だし、
彼の扱う犬はかなりheavyな問題をかかえている子も多いから、方法論だけで見ないでほしい。
根本にある考え方は私は大好きです!
ちなみに、凛の警戒吠えはほとんどなくなりました。
やったことは2つ。
お留守番の時 ⇒ 玄関から遠い部屋にして、ラジオをつけたこと。
いっしょにいる時 ⇒ 私が動じないこと
私が動じないこと。これがまさに calm down 。
外の物音がしても、私が座ったままで落ち着いていれば、
凛も警戒する必要がないと気づきます。
慣れない場所で、凛は周りの空気を察知して警戒しているので、
私が no 警戒モードの空気を作ればいいのです。
まだたまに玄関の方にチェックに行くことはありますが、
そんな時でも呼べばする落ち着くように。寝たままの時もあるくらいになりました。

sleeping in a calm state.
また speak の練習機会を逃したのはおしいですが!
賃貸だし、追い出される訳にはいかないので・・。
ちなみに2
タイトルの "Telly" っていうのは、テレビのことです。
よくわからないけど、イギリスでは ~lly / ~llie っていう愛称多いんですね。
・シェットランド シープドッグ ⇒ シェルティ
・ウェストハイランド ホワイト テリア ⇒ ウェスティ
・ビアデッド コリー ⇒ ビアディ
など、犬の世界だけかと思っていたら、違いました。
ウェリントンブーツ(長靴)もウェリーでした。
六本木の仮住まいになって、UKで家探しをしていた時のことをふと思い出しました。
犬がいると言うと、ほとんどの家主さんは一瞬顔が曇り、「何歳?」と聞かれました。
でも、4歳と言うと、とたんに「じゃあ、大丈夫ね!」と笑顔になるんです。
何か言われたら、私はドッグトレーナーです、ちゃんとしつけてあるから大丈夫!と言おうと
気構えていたのが拍子ぬけ。
成犬だったら、トイレの粗相もいたずらもないだろうから、問題なしという常識のようです。
UKはそれ程犬に関しては進んでいる方ではないけれど、それでも
"子犬の時にしつける"が当たり前の世の中なんだなぁ、と改めて感じたのでした。
ここ、六本木のウィークリーマンションも外資系だけあってか、ペットOK。
スペシャルクリーニング代は余分にとられるとか、正面から出入りできない等、制約はあるけど。
実際に、凛はちゃんと洗面所に置いたトイレでするし、ハウスで寝て、吠えることもなく
毛が落ちてるくらいで、周りに迷惑はかけてないと思う。
でも、忘れちゃいけないのは、凛がいい子でいられるのは、
トイレトレーニングをしたからでも、ハウストレーニングをしたからでもなく、
もちろん年齢のせいでもなく、
子犬の時にしつけをしたから = 社会化トレーニングをしたから
だということ。
小さい頃から、「犬のようちえん」に通ったり、いろんな場所へ出かけたり、泊まったり、
"新しいこと" = "楽しいこと" になっているから。
だから、旅行や今回のマンションでも着いたらうれしくって仕方ない様子。
初めての場所でもウキウキで、ストレスなく過ごせる。
だから、トイレの失敗だってないし、不安で吠えることだってない。
"社会化" したからって、パピーの時にすぐに何か効果が出る、すぐに役立つ、ものではない。
だから見過ごされがちですが、今回の渡英の準備で "社会化" の大切さを改めて感じました。
その子の一生の内に何があるかなんてわからないから、
後で後悔しないように、子犬の時間を大切に使ってあげてくださいね ♪
3,4ヶ月の頃は本当に毎日社会化にあけくれて大変だったけれど、本当によかった。
あの頃の自分をほめてあげたい * ^-^ *
そして、ドッグトレーナーとして社会化の大切さを普及させることに携わってきたことを
心から誇りに思います!
明日に引っ越し第一弾を控え、ダンボールだらけの我が家。
慌ただしい雰囲気を感じて、凛ちゃんも落ち着きません。
今まではソファの上で寝ることが多かったのですが、
ここ数日はハウスに入って寝ています。
今、唯一安心できる場所。
ハウストレーニングをしておいて、よかったなぁ、と改めて感じたのでした。
3ヶ月間いっしょに勉強してきた生徒さんも今日で終わり。
「もっと犬の気持ちを知りたい!」との生徒さんの泣きそうなくらい真剣な言葉にはっとする。
まだまだ勉強中だもの。わからなくても当たり前。
でも、「知りたい!」という気持ちがあれば、きっとわかるようになるよ。
プロのドッグトレーナーだって、同じ。
1年目よりは2年目が、2年目よりは3年目の方がずっとわかるようになっているけれど、
100%ではない。
特に自分のうちの子だったら、だいたい何を考えているかわかったりするけれど、
それでも言葉が話せたらなぁ、と思うことだってある。
大切なのは、わかろうとする気持ちを常に持ち続けること、なんじゃないかな、と思いました。
勉強したから、経験があるから、と過信せずに、まっさらな気持ちで目の前の子と向き合うことで、
たくさんのことを犬が教えてくれるんだと思いました。
素直な気持ちを忘れずにいたいね ☆
先日のダンバー博士のセミナーで心に残った言葉がいくつかあるが、
「犬は声よりも手の動きに注目してしまうから、声⇒0.5秒⇒手の指示とすることで、
手の指示を外していく」という点もその一つ。
ドライブ中、音楽DVDを見ていた時(そんな思わぬ時に)、これを体感しました。
相方の電話中、しばらく音を消して映像だけを見ていたのですが、
うん、なるほど!
何度も見ているDVDですが、いつも見えていない映像がバンバン目に入ってくるのです。
あれ?こんな場面あったっけ?こんなにきれいだったっけ?
私の場合は、いつも音ばかり聞いていて、映像は二の次だったのですね。
見るのも聞くのも両方できているつもりでも、実はどちらかに偏っているのです。
犬だって同じ。
ちゃんと見ているし、ちゃんと聞いているように見える。
でも、きっとどちらかに偏っているのです。
「わかっているはず」と思わず、時には疑うことも大切なのです。
イアン・ダンバー博士のセミナーに行ってきました。
今回ダンバー博士が強調されていたのは、「罰」の使い方。
罰とは何をさすのか?
罰を与えることは悪いことなのか?
罰は効果があるのか?
ダンバー博士は「ほめるしつけ」で有名ですが、「罰」も使います。
ただし、罰=痛みや苦痛を伴うものではない、という点が重要な所。
一般的には、まだまだ「罰」=たたく、蹴る、と誤解されがちなので
「罰」=「悪いこと」ととらえられがちです。
そうではないんです。
「ごほうび」 ⇒ それをすることでその行動が増えるのであれば、それはごほうび
「罰」 ⇒ それをすることでその行動が減るのであれば、それが罰
なんです。
ちょっと難しく聞こえますが、要は犬がどう受け取っているか考えなさいということ。
人が勝手に「ほめる」「おやつ」はごほうび、「NO」「たたく」は罰のように分類しがちですが、
名前を呼ぶだけだってごほうびにも罰にも変わり得るんですね。
私、実はまさにこの問題にここ最近悩んでいました。
なんてタイムリー。
「ほえ」「かむ」などの好ましくない行動が出てきた時にどうしても罰を与える必要が出てくるが、
叱っても大抵はその行動は収まらない。
叱られたら怖いからその場ではやめるだけ。
その行動がいけないことなのだとは、理解できていないんですね。
だから大声で叱ったり手をあげたりはできればしたくない。だけどそれに変わる方法は?
どうしたらいかに早く「いけないこと」と教えてあげられるのか、悩んでいました。
何が効果的な罰なのか、ヒントをいただけたセミナーでした。
(ダンバー博士いわく、罰はSoftでSweetで効果的であるべきだ、と!
大声出す必要も、手をあげる必要もないんです。ステキ!)
トレーニングの手法に頼るのではなく、考え方を学ぶことはとても大切です。
「3回以内」のルール
3秒以内に拾って食べればOK・・という話ではありません。
3回以上失敗させてはいけない、
というのは犬のトレーニングの鉄則。
英語を習い始めて、これを痛感しました。
1回目。
全く聞き取れない。
困った顔をしていると、もう一度ゆっくり話してくれた。
2回目。
ゆっくりなので単語は聞き取れた。
でも、やっぱり質問の意味はよくわからない。
わからない部分は予測して答えてみたが、間違えているらしい。
3回目。
私でもわかるやさしい単語で言い換えてくれた。
おぉ、そういう意味でしたか!と自信を持って答える私。
「Good job!」と笑顔とオーバーアクションでほめてくれる先生。
正しく答えられてほめられる!いえーーい。わかるじゃん、私。
と調子にのる。
でも、、、3回目もわからなかったら?
多分、「この先生はわかりにくい」「この先生は嫌だな」と思って
やる気をなくしてしまっただろう。
わかるように教えることの大切さ、が身にしみるレッスンでした。
犬のトレーニングも同じ。
3回以上失敗をさせないように、とはよく言われますが、
3回以上失敗したらやる気をなくしてしまう「犬のきもち」がとてもよくわかったひと時でした〜。
# たどたどしいながら、そんな話を先生にしてみたら、この映画をすすめられました。
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Horse whisper(邦題:モンタナの風に抱かれて)
ロバート・レッドフォードの昔の映画のようです。
この映画になぞって、私はDog whisper だと言うのですが・・。
どういう意味だろう。見てみないと。。
昨日のタイトル「豚もおだてりゃ・・」が何だか失礼な表現だな、と
思って、今日も引っ張ってみました ^-^;)
この例で言えば、「豚だって本当は木に登れる」って信じてます。
でも、普段の生活で木に登る必要がないから登れないだけ。
でも、たまたま木に登れちゃって、それが楽しくってみんなにほめられて
何だかやる気になっちゃったら、多分登れるようになるんじゃないかと。
(豚の例では無理があるかな・・でもベイブだって・・・映画の見すぎ?)
犬のしつけだって同じなんですよね。
何気なくトレーナーが発した「この子はフセが苦手」という言葉に
周りからつっこみが入ったことがあります。
子犬なんだから苦手も何も教わっていないだけのこと。
トレーナーの方がフセを教えるのが苦手なのだ、と。
一生このことを忘れないようにしなくては、と思った瞬間でした。
「できない犬」も「できない人」もいない。
でも、できるようにするためには、
「楽しいから」
「うれしいから」
というpositiveな理由が必要なのかな、と。
どうしたら楽しいかな?どうしたらうれしいかな?と
考えることが一番の近道なのかもしれないですね。
しつけに限らず、何でも。
私のコンプレックス。それは英語。
今年こそは克服するぞ、とスクールへ通い始めました。
さて、既にレッスンも4回目。4人の先生に会った訳ですが、
共通して言えるのは、みんなほめ上手だということ。
私の(かなり)たどたどしい英語でも、質問すれば「Good question!」とほめられ、
正しく答えられると「Excellent!」「Good job!」とほめられる。
レッスンの最後のレビューでも、今日はorieはこんなことができた
ここがよかった、と必ずほめ言葉から始まるのだ。
うまくできなかった点は、「次回はここも頑張ろう」と最後にプラスされるだけ。
うーん、欧米人の習慣なのか、そういう教育をされているのか、はわかりませんが、
これがやる気にさせてくれるのです。
どんなにうまく話せなくても、がんばろうと思えるのです。
あぁ、私達の仕事も同じだなぁと思いました。
犬に対して、飼い主さんに対して、「それでいいんだよ」という小さなYesを
積み重ねていくことで、大きなYesをつくるということは皆意識していますが、
改めて自分が何かを習う立場になると、それがよくわかります。
英語の克服だけでなく、大きなプラスになりそうです。
あとは、継続は力なり!1年間頑張って続けるぞー!
これも犬のしつけと同じ。習慣になるまで続けなければ意味がないのです!
2006年に入って早々ですが、ずっとトレーニングをしてきた子が卒園したり、
新しく3ヶ月の子犬が入園したり、トレーニング中の子が1歳を迎えたり、
とたくさんの出来事がありました。
こんな風に犬の成長をいっしょにお祝いできるのってすてきだな、と
素直にうれしく思います。
だって、人間の子供だったらその時々で親戚や友達がお祝いしてくれるけど、
犬の成長をいっしょにお祝いしてくれる人なんてあまりいないですよね。
誕生日カードを書いていて、ふとそんなことを思ったりしていました。
私の仕事はドッグトレーナー。
普段は日中のみお預かりをしてトレーニングをしている訳ですが、
もう1つのお仕事として、お家の事情や旅行で泊りのお預かりをしている犬達と
いっしょに過ごすことがあります。
そんな時に大切にしているのが、1頭1頭とのコミュニケーション。
最初の30分〜1時間は、できれば1頭ずつ同じ部屋で過ごして、
「今日はいっしょにお泊りしようね」のあいさつの時間をつくります。
何より、お泊りという犬にとってはストレスになこの出来事を、
できる限り楽しいものに変えてあげたいから。
何をする訳でもなく、座って書き物をしたり、時々触れ合ってみたり。
中には怖がりな子や人にほえたりかんだりする子もいるので、
そんな子にはまずはハウス越しだったり。
その子の性格やその日の状況によっても過ごし方は違ってきます。
まずは私という存在に安心してもらうことが目的です。
そして、もう1つ気をつけていること。
この短い時間の中で、きちんとリーダーシップをとること。
もちろん押さえつけたり怒ったりなんかはしません。
ただ、毅然とした態度で、相手を尊重しつつきちんと接してあげるだけ。
言葉で表現するのは難しいのですが、なでたりいっしょに遊ぶ中でも
行過ぎたらすぐに止め、落ち着いたらまたこちらから再開するなど
ちょっとしたことなのかもしれません。
相手が何度も試してこなくなるまで、続けて関係づくりをするようにします。
その場限りの関係ではなく、その日1日を安心して私にすべてをまかせてもらうためには
ただ楽しく遊んであげるだけではだめだと思うのです。
長年いっしょに暮らす飼い主さんにはもちろん勝てませんが、
30分でも1対1で濃厚な時間を過ごすことができれば、信頼関係は築けます。
そんなことを犬から教えてもらう30分でもあるのでした〜。
今日出会った犬達に感謝しつつ、おやすみなさい。
今日は本当に良いお天気で、近所の公園にも人がたくさん!
ジョギングする人、遊具で遊ぶ親子、そしてもちろんワンちゃんのお散歩。
チャンス!とばかりに子どもが苦手な犬達を連れて、公園へ。
子ども達はとても協力的で、犬が怖がらないようにしゃがんでくれ、
上手にフードをあげてくれました。感謝!
ですが、、、逆に「ごめんなさい。トレーニング中なので・・」と言わなければならない場面もいくつか。
残念なことに「犬の気持ち」をご理解いただけない人がいるのも事実なのです。
こんな思い込みをしていませんしょうか?
・犬は人に声をかけられたらうれしい、なでられたらうれしい
・犬は他の犬と会うのがうれしい
ちょっと待って!あなただったらどうでしょうか?
・突然知らない人に囲まれたら・・?頭をなでられたら・・?
・犬嫌いなのに、犬が急に走りよってきたら・・?ほえられたら・・?
人間だって、犬が好きな人もいれば犬が嫌いな人もいます。
また、どんな人とも仲良くできる訳ではなく、好きな人、苦手な人もいます。
犬だって同じなんです。
人が苦手だったり、犬が苦手な犬だっているんです。
まして、トレーニング中の犬達は、それを克服しようとして頑張っているのです。
どうか、トレーニング中の犬を見かけたら、かわいいな、と思っても
遠くからあたたかく見守ってあげてください。
あなたが犬連れだったら、飼い主さんに近づけてよいか聞いてみてほしいのです。
もし、さわることを断られても気分を害さないでいただけたらと思います。
そしてもし、飼い主さんの方から声をかけられたら、フードを手からあげたり
協力をしてあげてほしいのです。
誰に向けて、、という訳ではありませんが、今日の心の叫びでした。
こういった考え方を普及させていくのも私達の仕事の一つだな、と思う秋の1日でした。
とある公園に、いつも同じ場所で結構長時間座って、
ノーリードで犬を自由にさせている方がいます。
そして、決まってワンワンと激しくほえています。
(ノーリードについては当然のこととしてここでの議論は省きます)
ちょっと暇だったので、今日は興味本位で観察してみました。
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まず気づいたのは、この犬の行動範囲。
飼い主さんから50mくらいは離れて行動しているでしょうか、かなり行動範囲は広いです。
ですが、絶対にこれ以上は行かないという見えない境界線があることがわかりました。
そして、そのエリアに犬が入ってくると、そこまで行ってほえかかります。
小型犬とはいえ、ノーリードの犬がほえてきて、飼い主さんがどこにいるかもわからない訳ですから
(犬がほえていても飼い主さんはやってきません。。)
ほえられた方は、無駄なトラブルを避けるために大抵その場を離れます。
とこんな具合です。
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これって、完全に「番犬」ですよね。
この犬が勝手に決めた「自分のテリトリー」があって、そこを守っている訳です。
たちが悪いことに、ほえたらみんな逃げていくからさらに強化されていくのです。
うーん、毎日のように同じ場所に長くいるせいからなのか。
公共の場であるはずの公園を自分のテリトリーにしてしまったのですね。
飼い主さんはこのことに気づいていないのでしょうか。。
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そこで実験。
ほえる犬に向かって、凛といっしょに歩いてみました。
Heelをさせて、私と凛はほえる犬を完全無視です。
すると、飼い主さんの方までちょっと戻って、そこでまたほえ始めました。
ぷぷ、この犬案外弱虫だな、と思いつつさらに歩いていくと、
さらに飼い主さんのすぐ近くまで戻って吠え出したのです。
かなり動揺して吠え続けている感じ。
# ちなみに犬が自分の近くまできて、ようやく飼い主さんは叱っていましたが、
まったく効果はないようです。。ほえは止まりやしません。
それから、飼い主さんには悪いなと思いつつ、少し離れた所に背を向けて座ってみる。
しばらくは吠え続けていたものの、飼い主さんがなだめたのか数分後おさまりました。
5分くらいは座っていたかなぁ。
再度近くを通った時はほとんどほえませんでした。
しばらくテリトリー内に座っている姿を見て、
ようやく、私達は危害を加えない存在だと理解してくれたのでしょうか。
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興味深い結果でした。
何気ない人の行動が、犬の行動を強化もするし消去もすることを、改めて実感です。
ほんとこれをいい教訓として私も気をつけないと。
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凛は誘惑のHeelのいい練習になりました〜。えらかったぞ!
今日の担当犬の練習は「誘惑」の練習。
誘惑とは・・?
わかりやく言うと、ドッグランで犬やボールがたくさんで
「遊びたーい」という時にもStayやComeができますか?という練習です。
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とはいっても、ドッグランで指示に従えるのはかなりの上級編。
まずは、Stay(マテ)をかけて、周りを人が動く練習から始めます。
これ、簡単そうで子犬にとっては結構難しいです。
人につられていっしょに動いてしまわないように、
最初は1歩だけ下がってみたり、それができたら周りを回ってみたり。
次のSTEPとしては、Stayの時にボールやおもちゃを投げてみたり、
ボールがある場所でComeで人の方に呼んでみたり。
・・と誘惑の種類はここではあげられない程たくさんありますが、
それを「弱い誘惑」から順番に練習していくのです。
ドッグランでもComeができるようになる日を夢みて!
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今日は練習の前に、ちょっとしたゲームをしてみました。
この子の前に
・あひるのおもちゃ
・ピーピーなるおもちゃ
・フードが入った器
・おやつが入った器
・飼い主さん
を並べて、「OK!」を出してみるのです。
結果は・・飼い主さんが一番最後で「OH!NO!」という感じだったのですが ^^;
誘惑の練習の前に、何がこの子にとって一番の誘惑なのか試してみる
というのもおもしろいですよね。
フードがあってもおもちゃがあっても、絶対自分のところに来るはず!
という方はいらっしゃいますか?
(子犬だったら、どちらかというと来ない方が普通です。ご安心を。。)
ぜひお試しあれ。
ドッグトレーナーという仕事をするようになって感じたこと。
犬といっしょに暮らすということに対する価値観は、人それぞれだということ。
良い悪い、正しい正しくない、ではなく価値観が違うのだ。
・犬を「飼う」と表現することに抵抗を感じる
・地面に落ちたごはんでも気せずあげる
・留守番をさせるのはかわいそう
・治らない病気の時は安楽死させる
・水道水ではなくペットボトルの水をあげる
・トイレを失敗したら機嫌が悪くなる
・犬は家の中には入れない
・公園でリードをつける必要はない
・ドッグランが好き
・噛まれたのでショップに返した
・犬のごはんは安いものでいい
・子どもをつくらせたい
・引越し先で飼えないので人に譲った
・犬だから吠えるのは当たり前
・同じベッドで寝る
・犬を飼うので仕事をやめた
あえてまとめることなく、自分のことや見聞きしたことを書いてみましたが、
言い換えると、どこまで自分自身や自分の子ども、つまり人間に近い存在
として考えるか、ということかもしれませんね。
あなたはいっしょに暮らす犬に対してどんな価値観をお持ちでしょうか?
上にあげた中にもいくつかありますが、、、命を大切にしない価値観や、
明らかに犬の健康や精神を害している場合は、正しい知識を提供するという形で
反論したいと思います。知らないだけ、という場合もありますから。
でも、基本的には相手の価値観を受け入れた上で、その犬がその家庭で
幸せになるにはどういうトレーニングをしたらよいか、なんですよね。
私達が考えなくてはいけないのは。
犬以外にもすべてに対して言えることですが、自分の価値観がすべてではない。
意識しないと、つい忘れがちです。
常に意識しないと、と肝に命じる今日この頃でした。
「ほめるトレーニング」で有名なダンバー博士のDVDを見ました。
子どもだと、犬の気持ちが見えていなかったり、犬が言うことを効かないとイライラしたり、
犬への指示もあいまいになったりしがちですが、ちょっと待って。それって大人だって同じ。
人の振り見て我が身を・・です。
ダンバー博士のDVDは、しつけの「方法」を教えるマニュアルではありません。
しつけの「考え方」を教えてくれるDVDなんです。
見る方には、ダンバー博士の「なぜそうなのか」という言葉に耳を傾けていただきたいと思います。
犬と生活されている方、これから犬との生活を始めようと思っている方にはオススメです!
私も自宅でのトレーニングを行うことがありますが、子どもの存在は時には悩まされることもしばしば。
でも、子どものトレーニングに感動することもしばしば。
マテの練習中に、私達が考えもつかない誘惑を作り出したり、
このDVDにもあるように大人よりもずっと上手に犬を誘導できていたり、
子どもは本当に名ドッグトレーナーなんです。
犬が本当に好きで、よく犬のことを観察してあげている子は、間違いなく名ドッグトレーナーになれます。
先日、こんな場面に遭遇しました。
公園のベンチでマテの練習をしていた時のこと、サッカーボールが急に飛んできたんです。
その時子ども達は大して気にしていないようだったのですが、それを見ていたお母さんが
「わんちゃんにもちゃんとごめんなさいって謝りなさい」と言ってくださったのです。
とてもうれしい出来事でした。
やはり親が犬に対してどう思っているかを子どもは感じて育つのだなぁ、と実感する今日この頃。
前述のように言い例もあれば、逆に犬を見て逃げたしたり汚い言葉をかけてくる子どももいます。
どう接してよいかわからずに、遠目で見ている子も意外に多いです。
ダンバー博士もDVDの中でこう言っています。
―――――――――――――――――――――――――――――――
子どもと犬のコンビは、すばらしくうまくいく場合もあれば、逆効果の場合もあります。
親は子どもに犬を与えて、そのままほうっておいてはいけません。
子どもと犬だけでは失敗することもあるからです。
でも、子どもが犬が本当に自分のものだと感じれば、ごはんの世話やトレーニングを
すすんでやるようになります。
―――――――――――――――――――――――――――――――
犬がいる家庭でも、犬がいない家庭でも、子ども達にはみんなに犬を理解してほしい。
このDVDにあるような、子どもだけのトレーニングができたらすごいだろうなぁ。
とっても難しいことですが、いつか実現させてみたい夢の一つです。
「うちの子をほかのわんちゃんと遊ばせたい!」
子犬を飼い始めたばかりの方の多くはこう思うだろう。
でも、トレーナーとしては
「ちょっと待った!」
と言わざるを得ない。
犬同士の遊びから、あいさつの仕方、噛み加減、遊び方なんかを
覚えていくので、ものすごく重要なのですが、ここで重要なのが相手なのです。
上手に遊んでくれ、できれば指導もしてくれるような相手がBEST。
でも、なかなかそういう相手がご近所にいる訳でもなく、それを見分けるのは難しい。
そこでオススメなのが、ようちえんやパピーパーティーです。
トレーナーがその子の性格を見抜いて相手を選んであげらることができれば、
きっと犬社会へのデビューは大成功になるでしょう。
そこのスタッフ犬など、年長のわんちゃんがいっしょならなおよしです!
ちょっと話がそれましたが、上のような理由があって
「犬のようちえん」に来たばかりの子は、スタッフ犬やようちえんに長くいる子、
それからパピーの中でも遊び上手な子を選んで犬社会へデビューさせます。
私の担当の子も、ここ何回か「楽しく遊べる相手」と遊んで犬同士の
おつきあいがとても上手になったので、今日は逆の相手にチャレンジ。
今日のお相手は「遊ぶのが嫌な大人の子」です。
というとちょっと語弊がありますが、嫌だというサインを出しているのに
しつこく遊びに誘ったり一方的に手をかけてきたりすると、怒ってあげる
ことのできる子なのです。
元気のいいパピーは大抵みな怒られて、「自分が遊びたい時にいつでも遊べる
訳じゃないこと」「相手が遊んでいいサインを出しているのか、遊びたくない
サインを出しているのか」などを学ぶのです。
パピーちゃんは一度怒られて理解すると、「遊びたくないサイン」を出している
犬には遊びに行かなくなります。
# 一つだけ注意。
「犬同士の遊びは楽しい」⇒「誰でも遊べる訳じゃない」の順番が大切です。
一番最初の相手がこの子だと、犬嫌いになってしまう可能性もあります。
ところが!今日この子に会ったパピーは、なんと最初から一歩も近づこうとしません!
こわがる訳でもなく、ちゃんとこの子が「遊びたくないサイン」を出していることを
理解していたのです。
タイトルに「勘のよいこ」「勘の悪い子」とかいてしまいましたが、
まだ犬同士のおきてを学んでない子犬は勘が悪くて当たり前。
でも、この子は怒られなくても察することができる子でした。
とってもセンシティブな心の持ち主のわんちゃんなのでした。
きっとオーナーさんの気持ちも上手に察してあげることのできる子になるんだろうな。
この子には、きっと見せかけの「ほめる」「怒る」は通用しません。
この子に限らずですが、ちょっとした言葉も行動も本気で接していかないと
犬には伝わらないということを、改めて思いおこさせてくれたことに感謝です。
ものすごく基本的なことですが、最近トレーナー仲間と
「犬のしつけって何?」という話をすることがあります。
表面的には、オスワリやマテなどの指示を教えることのように思われがちですが、
誤解を恐れずに言ってしまうと、そんなのは二の次なんです。
特に私達が主にトレーニングを行う6ヶ月未満の子犬達は。
じゃあ、犬のしつけって?
私なりの言葉で書いてみますが、「オーナーさんとワンちゃんのおやくそく」だと思うのです。
生活していく上で、オーナーさんとワンちゃんはたくさんのおやくそくが必要になります。
例えば、
・トイレはトイレシートでする(もしくは外で)
・ごはんは「よし」というまで待つ
・扉は飛び出さない(オスワリで待つ)
・飛びつかない
・人がごはんを食べている時はハウスで待つ
・散歩はリードをひっぱらない
などなど・・各家庭でおやくそくの内容は違ってくるでしょう。
私達トレーナーは、オーナーさんがワンちゃんにその「おやくそく」を
教えるお手伝いをする役割なんです。
(言葉の通じないワンちゃんに何かを教えるというのは、
特に初めてワンちゃんを飼う方は難しく感じる方が多いですね。)
あくまでもオスワリやマテはその「おやくそく」の中で必要になってくるので
教えていますが、その指示を覚えたとしても生活の中で使っていなければ
全く意味がないんです。
だから、オーナーさんがワンちゃんとどんな生活をしたいのかによって、
そのワンちゃんへの「しつけ」の内容も変わってくるんです。
警察犬の訓練所でも、何かの試験の指導をするしつけ教室でもなく、
私がやりたいのは家庭で暮らすワンちゃん、それもまだ「おやくそく」を
覚えていない子犬のトレーニング。
10年以上いっしょに暮らす上で、最初の1年(人間で言えば成人まで)に
きちんと「おやくそく」を覚えることができれば、その先ずっと楽しく
そして楽に過ごせることができるんですよね。
私も凛を迎えてまだ5ヶ月。
自分が感じてきたことをオーナーさんにうまく伝えていければいいな、と思います。
今日は担当犬のチェックデー。
普段は同じ教室にはいないトレーナーさんに、
犬の状態やトレーニングの進捗をチェックしてもらうのです。
自分でも気付いていたけれど、それほど大きな問題ではないと
思っていた点を指摘され、若干の軌道修正をすることに。
どうしても毎週見ている同じ教室のメンバーは、
「前よりよくなっている」「目標に近づいている」という点に注目しがち。
でも、いつも見ていないメンバーから見たら、
今日のその子の状態を評価することになる。
今日のことは日常のヒトコマの出来事ですが、
今後の教訓にしたいと思います。
日々犬達はいろいろなことを学習して成長している。
特にパピーの変化はとても大きい。
「前より」という見方は捨てて、
常に「今のこの子の問題は何か」を見つめ続ける努力が必要なんです。
線ではなく、点の視点が重要。
仕事柄、たくさんの犬に毎日接する機会に恵まれていますが、
本当に性格はそれぞれ。
特に犬同士遊んでいる時によくあらわれます。
まだ3,4ヶ月の子犬達が興奮してかみつきごっこをしていると、
3歳になる先輩犬は足をかまれて子犬を怒ってあげる。
元気がよすぎて自分をおさえられずに窓に激突する子もいれば、
我関せず、とすみっこでぼーっとしている子もいるし、
かと思えば、子犬の相手なんてしてられないわ、とばかりに
近づく犬を威嚇して追い払うお局犬も。
そして1歳になるスタッフ犬は、遊びが行き過ぎた子犬達の仲裁に入る。
こうやって先輩犬がいい先生になってくれて、
子犬たちも大人になっていくんです。
凛も6ヶ月を超えて、そろそろ教える側にまわることも出てきた今日この頃。
これも先輩犬たちの指導の賜物です♪
「犬は犬同士で遊ぶもの」と思っている方が多いなぁと感じる今日この頃。
それは事実で、本来犬は犬同士で遊ぶのがとても好きな動物だと思うのですが、
子犬の時に社会化できていなかったりすると、犬同士でうまく遊べない子も多いのが事実。
犬が恐くてほえてしまったり、
犬との遊び方がわからなくて、相手が嫌がっていても遊びに誘ったり、
噛んだら痛いところを噛んで、相手に怒られてしまったり、
興奮しすぎてうなってしまったり、、、
その子によって様々ですが、犬同士でうまく遊べない子は案外多い。
それなのにドッグランに行ったりしたら、場合によっては犬も人間も危険です。
でも、そういうのって私もトレーナーになるまではわかりませんでした。
その子が犬と遊べるのか?遊べるようになるにはどうしたらよいのか?
やはりある程度の知識といろいろな犬を見てきた経験が必要です。
ドッグトレーナーの仕事は、オスワリなどを教える以前に、
その子の性格や抱えている問題は何か、オーナーさんに教えてあげることなのだ
と最近つくづく思うのでした。
「犬はこういうものだ」という固定観念を持って接していたら、
実はその子は全然それが好きじゃなかった、ということだってあるのだから。
その子の一番の理解者、そしてそれをオーナーさんに伝えてあげる翻訳者に
なりたいな、と思うのでした。
私の仕事は、主に子犬のトレーニングなのですが、
フードを使って誘導するトレーニング方法を使っています。
(つまり、おしりを押すなど犬の体には触らない方法です。)
なので、「くいしんぼうほど覚えが早い」のです。
例えば、オスワリ。
ある程度、フードで誘導して形を教えた後は、わざとじらしたりします。
フードを持っていてもオスワリをしなかったら、そのまま待つのです。
「どうしたらもらえるんだっけ?」と問いかけながら、静かに待ちます。
そうすると、子犬は一生懸命考える訳です。
そして、自分からオスワリをしたら、すかさずほめてごほうびのフード!
この方法は、最初の1回目に少し時間はかかりますが、自分で考えて
オスワリするので、次からの反応はものすごく早くなる!
新しく担当させていただくことになった子犬ちゃんは、超くいしんぼう。
ふふ、これからがとても楽しみです。
「ほめるしつけ」という言葉が本や雑誌などで氾濫している昨今。
先日の自分のblogでも「ほめる」「怒る」という言葉を使ってしまいましたが、
ちょっと違和感を感じ続けていました。
・やってほしいことを教える ⇒ほめる
・やってほしくないことを教える ⇒怒る
と誤解してとらえられてしまうことがあるのかな、と思いました。
 ̄ ̄
という訳で、今日はやってほしくないことを教える方法について
考えてみようと思います。
----
やってほしくないこと・・
・トイレシーツ以外の場所での排泄
・家具などを噛む
・手を噛む(甘がみ)
・指示に従わない
・ほえる
などなど。
でもこれって、犬にとっては別に当たり前のこと。
人間の都合で「やってはいけないこと」になる訳ですから、
きちんと教えてあげなければならないのです。
----
「やってはいけないこと」を教える方法は、
基本的には「やってほしいことを教える」ことです。
例えばそそう。
もし現行犯であれば「あ!」「No!」などと大きな声を出して
その行動はいけないことを教えてあげてもよいでしょう。
でもそれだけで終わらないでほしい。
必ずその直後にトイレに連れて行って、もう1回排泄させてから
思い切りほめて、フリーにしてあげます。
そうすれば、トイレシーツでしたら遊べると学びます。
甘がみも同じ。
噛んだ瞬間に「痛い!」など大きな声を出して知らせたりしますが、
その後、噛むのをやめたり、手をなめたり、かわりのおもちゃを
かみ始めたら、たくさんほめてあげます。
というように、「やってはいけないこと」を教えるだけでは、
「じゃあ、どうしたらいいの?」ということを犬が学べないのです。
私も「無視」という方法も使いますが、それよりもこの
「やってほしいことを教える」方法の方が気に入っています!
----
そして、もう一つ大切なこと。
「やってほしくないこと」をきちんと決めること。
今は自分が忙しいからだめだけど、暇な時はいい、なんてのは
犬が判断するのは大変です。
だめなことはだめ。ちゃんと統一して教えます。
その方が自分の感情にも左右されないので、人間の方も楽ですよね。
そして、「やってほしくないこと」はできるだけ数を少なく。
3つくらいが限界かな、と個人的には思っています。
あれもだめ、これもだめ、では犬も嫌になっちゃいますし、
人間だって、育児ノイローゼになっちゃう。
----
だからこそ、失敗させない環境をつくることが大切なんですよね。
例えば、家具をかむのであれば、見ていられない時はサークルに入れる、
アキレス腱などのかむものをあげる、など。
「やってほしくないこと」を教えるのに一番大切なのは、
実はこの「やってほしくないことは、できないように環境を整える」
なのかもしれませんね。
----
よく「怒っても怒ってもなおらない!」という声が聞かれますが、
そんな時は少しでも参考にしていただけたら、と思います。
# 今回は手法だけを書いてしまいましたが、かむ、ほえる、など
同じ行動でも、原因はその子によって様々。
その原因をなくしてあげなければ問題は解消できません。
それはまた次の機会に。
昨日、ドッグアロマを実践している方のお話をお伺いする機会が
ありました。
ドッグトレーナーとしてしつけの勉強をしてきた訳ですが、
やればやるほど、自分の専門分野を超えて医療やフードや
いろいろな知識が必要とされていることを痛感します。
自分の専門分野(私の場合はしつけ)はもちろんスペシャリストに。
そして、広く浅くそれ以外の知識も身につけなければ。
広く浅くの知識は、自分で実践するための知識ではなく、
その道のスペシャリストを見抜く力をつけるため。
全て自分でできる訳ではないのだから、その道のスペシャリスト
や共感できる人を見つけ、ネットワークを広げていきたいな、と
思いました。
これは東京にいる間の目標の一つにしようと思います。
本日、雪のため休園となりました。
雪国育ちの私としては、「え?1,2cmで休園ですか??」という感じではあるのですが ^^;
私が勤める「犬のようちえん」では、遠方のわんちゃんの送迎があり、
またオーナー様が連れてこられる方も多くは車です。
万が一、スリップなどを起こしてしまった場合、車の中の犬はとても危険。
という判断で、休園なのです。
犬の健康、安全が第一。
何をするにも一番の判断基準です。
改めて、肝に命じておこうと思う雪の日でした。
もともと車にのっていても犬だけは目に入るという犬バカでしたが、
「犬のようちえん」で身近にいろいろな犬種の犬と触れ合う機会が増えて
犬バカ度がさらにアップしてしまいました。
最近私の中でアップ度が高い犬種はこちら。
ボーダーコリー
キャバリア
シェパード
フレンチブル
トイ・プードル
犬たちの様子を観察するのが、すごくおもしろい。
ボールに対する反応だったり、待ての時の目つきだったり、
犬種の特徴、その子の育ち方、その子の性格、などいろんなものが
見えてきます。
そして、どんどん好きになっていってしまいます!
その子その子の個性を生かしてトレーニング内容を考えられるように
今はたくさんの犬たちに触れ合って、経験を増やしていきたいと思います。
犬のようちえんで働き始めて早1ヶ月。
先輩トレーナーさんを見ていておもしろいことに気付きました。
「いぬのきもち」を常に代弁してるんですよね。
とってもほほえましいんです。
「だめって言われたって、やっちゃうんだよ」
「もっとやりたい!」
「まだ?まだ?」
等々、犬が行動することすべてにコメントがつくのです。
ふと考えると、家では私もやってるかも ^^;
実はこの「代弁」がドッグトレーナーの一番の仕事
なのではないかと思う今日この頃。
犬がどう感じているか常に口に出していることで、
飼い主さんもその子を理解できるようになってくると思うのです。
本やインターネットでも情報は氾濫していますが、
その子が今何を感じているのか、意外に誤解している方も多い。
いぬのきもちを知ることで、今ほめたらわかってもらえる、
今怒られたらわかってもらえる、というタイミングがつかめるのですね。
トレーニングのやり方は本を見ればわかるけれど、
タイミングはやっぱり実際にその子を見てみないとわからないですから。
学校に行っていた時に、犬を観察するだけで30分時間を
もらったことをふと思い出しました。
やんちゃな子も、ひっこみじあんな子も、みんなのきもちが
わかるトレーナーになろうと思います。
人間の世界の学校の先生と同じなのかもしれないですね!
「おて」って実は嫌いでした。
散歩途中で出会う人(特にご年配の方に多いかな。)に
「おて」って突然言われたりすると、「それは芸です・・」と
心の中でつぶやいていました。
でも、散歩の後は足をふくし、どうせなら人が足をつかむのではなく
犬が足を差し出すように(=犬がストレスを感じていない)状態に
したい、と思いトレーニングを始めました。
ところが!
凛はもうオスワリやマテがちゃんとできるようになってしまったので
足をあげることがほとんどないんです。。
犬にさわらずに自主的にしたことをほめて強化するトレーニングを
しているので、無理やり手をつかんで教えるのは避けたいし。。。
で、先輩トレーナーさんに教えていただいたのが、
フードを目の前ですばやく動かす方法でした。
左右ににフードをぶんぶん動かすと、獲物を狙う目になって
自然に手が出るんです!手が出た瞬間にほめてフードをあげる。
これは目からうろこでした。
これだったら2,3日でできるようになりそうです。
来週はみんなに披露できるように、週末で仕上げるぞ。
こういう風なトレーニング方法はどんどんストックしていきたいな。
その方法がその子に合うかはやってみなければわからないし、
引き出しをたくさん持っていれば持っているほど、成功させる
率はあがるのだから、どんどん周りの人のやり方を吸収していこう。
何をかくそう、私はペーパードライバーである。
凛の動物病院を決めるのだって、歩いて行けるところで選ぶしかなかった。
だけど、、、トレーナーのお仕事するには車の運転も必須。
という訳で、よい機会なのでペーパードライバーから脱皮する決心。
今まで知らなかったのだけど、ペーパードライバー講習なるものがあったので、
とりあえずお試しで申し込んでみました。
家まで来てくれるのでかなり便利。
先週末は鮫洲試験場のコースで練習したので乗り気になって
今日はいきなり路上での練習へ。
はぁ、ドキドキ。
でも、教習の先生にセンスあると言われて調子にのってみる。
そんなこんなで今月中には1人で乗れるようになるのが目標。
いい動物病院を紹介してもらったので、そこまで車で行くのだ。
でも、こんなんじゃお客様のわんこはこわくて乗せられないなぁ。。
週末はしばらく車の練習になりそうです。
とりあえずは、ゴールド免許を保ったままペーパーから脱皮したいものです。
しばらくの間、ドッグトレーナー目指して勉強中、という
ことで勉強したことなどをいろいろ書いてきましたが、
今日から念願のトレーナーとしての生活が始まりました。
とはいっても、まだ新米も新米。
知識も経験もこれからです。
一つ一つの経験を大切にし、精進していきたいと思います!
という訳で、今日からはblogのタイトルも改め、
「ドッグトレーナー見習い」ではなく、
「新米ドッグトレーナー」とさせていただきました。
今後もがんばって勉強していきたいと思いますので、
末永くよろしくお願いいたします!
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ちょっとだけ、これから働く所をご紹介。
私が所属することになったのは、犬のようちえんといって、
日中だけお預かりして、犬同士を遊ばせたり、しつけをする場です。
しつけ教室と違って、しつけだけでなく犬がちゃんと社会化
されているかチェックしたり、犬同士で遊べる場があるという
点が大きな特徴かな。
こういう場って、実はまだあまりないんです。
犬同士を遊ばせるといっても、大きい子をこわがるワンちゃんもいれば、
誰かれ構わず遊ぼう攻撃する子もいれば、みんな様々。
トレーナーがワンちゃんの相性や性格を見ながら、
誰とでも遊べるように少しずつ慣らしていきます。
私も、凛を他のワンちゃんと遊ばせたいと思った時に、
ドッグランでいきなり大きな子といっしょにする訳には
いかないし、ワクチンを打っていない子がいるかも、という
心配もあったり、で意外なことに子犬を遊ばせる「場」が
ほとんどないことに驚きました。
で、「犬のようちえん」で働くことに決めたのですが、
ここでは子犬の頃にワンちゃんがたくさんの経験をできるように
少しでもお手伝いができたらと思います!
という訳で、百聞は一見にしかず。
2月中は、見学会を開くことを提案してOKもらいましたので、
近辺にお住まいの方でご興味のある方はぜひぜひご連絡くださいませ!
メール:k@orie.jp
# なんだか最後は営業になってしまいごめんなさい。。
自分の勉強のために、そして凛の成長を記録するためにこのblogを始めたのですが、
言葉にすることの難しさと恐さを感じているこの頃です。
どんなにすばらしい方法でも、読んだ方のわんちゃんに合っているかは実際に会って
みないとわからないし、飼い主さんの考えによっても誤解されて伝わる場合もありますよね。
正直なところ、書くことが非常にこわくなる時もあります。
自分の書いたことを信用していただくことで、もしかしたら悪い結果を生んでしまう場合も
あるかもしれない。
でも、というか、
だからこそ
あえて「凛のオーナー」ではなく、「ドッグトレーナー見習い」と宣言して書くことにしたのです。
あくまでも自分が感じたことをつづっているので、間違えていることもあるかもしれません。
それでも自分の言葉に責任を持って、一生懸命書いていこうと思います。
実は、来週から正式に仕事としてトレーナーとして活動することになりました。
そんなこともあり、ここで自分へ決意表明です!
最近はorie.jpと楽天広場の方と合わせて、読んでくださっている方が増えてきて
本当にうれしい限り。皆様からのコメントを励みにさせていただいておりますので、
ご意見、お叱り、反論、等々、いつでも率直なコメントをいただけますと幸いです。
まだまだしばらくは見習いの域を出ていない状態ですが、真摯に受け止めて
勉強していきたいと思います。
来週からは1週間毎の更新とかになってしまうかもしれませんが、
これからもぜひご愛読くださいませ!
そろそろ私が働き出す予定なので、凛はお留守番の練習です。
午後はできるだけ外出するのと、1日2食に移行できるように
お昼ごはんの量を少なめにしていっています。(今は1日3食です。)
今日は特に用事がなかったので、駅前のカフェで読書。3時間ねばって一冊読破!
読んだ本はこちらです ⇒犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る
結構難しい本でした・・。
専門用語連発。mtDNAなんて久々に聞きましたよん。
一応大学で生物やってたのですが、過去の記憶を思い出しながら読んでました。
ジュンクドウでも犬のコーナーではなく生物学のコーナーにおいてあったのをようやく納得。。
嫌いじゃないけど。
肝に銘じたい一句は、「犬と猿、頭がいいのはどっち?」の章。
□と△を見分けるテストは猿にはできるけれど、犬にはできない。
だから猿の方が知能が高くで、犬はおバカ?
でも、食べ物が入っている箱を当てるテストだったら逆じゃない?
猿は人間が得意な分野が得意だから高等動物だと思われがちですが、
そもそもテスト項目が人間の都合のよいように決められているだけなんですね。
本の中では「実験手続きをわずかに変えただけで、犬たちは、がぜん勢いを増す。」
と表現されています。
「犬の論理と違うようなことや、本性にもとるような仕事を要求すれば、劣等性になるのは当然。」とも。
それから、上のテストでは犬は□にも△にもまったく興味がないという事実。
だけど、「犬だって、その一回のできごとが本当に自分にとって重大なことなら一発で学びとる」のだ。
うーん、実はこれは耳が痛い。
まだトレーニングに自信がない私は、つい「徐々に」覚えてもらう方法を考えてしまいます。
以前に学校の課題で「5回でできるようになる方法を考えろ」と言われたことが思い出されます。
いつまでたってもできないのは、トレーニングする側に問題がないか疑いなさい、というのと
少しずつ調整しても犬が迷うだけだから、できるだけ少ない回数で犬が理解できる方法を考えなさい
という教訓なのです。
犬の理解を超えた近道はもちろんNGですが、犬が理解できる最短の方法を常に考える。
これはしばらく私の課題になりそうです!
テレビで「猿の惑星」を見ました。
ふと気付くと凛が起きてきて、テレビをじっと見ている。というのが映画が終わるまでに数回。
猿のキーキーいう鳴き声にどうも反応しているらしいのです。
でも、ほえる訳でもなく、気になる音の方を見たり、そこに行って確かめたりするのは
きちんと社会化できている証拠。
えらいぞ、凛。
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今回の研修の中でもいろいろな犬に接する機会がありましたが、
問題があるわんこは社会化ができていないことがほとんど。
人がこわい、
犬がこわい、
車がこわい、
音がこわい、
などなど
こわい ⇒ 逃げる
もしくは
こわい ⇒ 威嚇する(ほえる、かむ)
となってしまうのです。
それに、いくらオスワリができるようになっても、
何かある度にびっくりして、すぐ指示を忘れてしまいます。
これではいくらトレーニングしても成果は上がらず。
そして何よりも、一番オスワリして待っていてほしい場面は、
人が通りすぎる時や
犬が通りすぎる時や
車が通りすぎる時や
などなど
犬がびっくりしたりこわがったりしそうな場面なんですよね。
# そういえば、昔近所の犬が花火の音にびっくりして脱走してましたっけ。
しつけは芸ではない、とわかっているつもりでも、
いざという時まで想定してトレーニングしている人は多くはない気がします。
どんなに大好きなものが置いてあっても、
どんなにびっくりした時でも
どんなにこわい時でも、
飼い主さんの指示が一番!となるようなレベルまでできていて「できる」と言えるのですね。
肝に命じて、凛のトレーニングをしていこう。
あと、勘違いしがちなのが、「信頼関係があるからこの子はいつでも言うことを聞く」という過信。
いやいや、それは違う。
先に書いたように、どんなに信頼関係があってもびっくりして我を忘れてしまうこともあるかもしれません。
「どんな時でも」指示に従ってほしいのであれば、「どんな時でも」を想定したトレーニングが必要なのです。
今回の研修では、「トレーニング方法」よりも「トレーニング以前に解決しなければいけないこと」が
見えてきたことが、とても大きかったように思います。
今日は補講+再テスト!
無事に合格しました〜!!
今日は大型犬の集中特訓。
もともと力のある子で、大好きなボールを投げたりしてもちゃんとコントロールできるように
するというのを目標に、自主練+トレーナーの先生からのチェックを受ける。
それにしても大型犬の力はすごい・・・。
まだリードの持ち方が下手で、途中でリードとこすれて皮がむけてしまいました。。
だから、手袋や軍手をして散歩をする人がいるのか、と妙に納得。
でも、先生からはリードを持つ手は絶対にずらさないように、とのアドバイスをいただき、
それ以降は手が痛くなることはありませんでした。
(皮がむけたのはだまっていたのですが、ばれてたのですかね・・)
正しいやり方をしていれば、軍手などは絶対に必要ないのです。
どうしても力に負けてしまう場合は、ハルティやハルター
なんかの道具を使うことも検討できるし。
(正しい使い方をしないと犬を傷つけることもあるので、トレーナーと相談して決めた方がよいです。)
どんなに大きい犬だって、犬も人も不快な思いをしなくて済む方法が必ずあるのですね。
大型犬は過去にも飼ったことがなかったので、ものすごく勉強になる1日でした。
でも、小型犬をうまく誘導できるようになったのも凛と毎日接する中でできるようになったものだし、
何事も経験だな、とも改めて思います。
どんどん経験をつんで、どんな犬でも見てあげられるようなトレーナーになりたいです。
3日間の研修を終え、最後にテスト。
そうそうたるメンバーに見つめられての犬のトレーニングは超緊張!
いきなり一度もやったことがなかったような課題だったので、へこみモード。
幸い、課題のモデル犬が初対面の私でもきちんと従ってくれるよい子だったので
なんとか課題はクリアしましたが、途中で「もうだめだぁ・・」と思ってしまいました。
そんなこんなで、もともとハイテンションな方ではないのに、テンションはあまり上がらず・・。
モデル犬もカーミングシグナルでまくりで、途中何度か中断しつつのテストでした。
(カーミングシグナルを読み取れるようになってきたのはまだよかった。。)
小型犬は凛のおかげでスムーズにできるようになっていたのですが、
大型犬の扱いがやっぱりうまくできないです。
ただ、全体的にはそれほど悪くなかったという評価をいただき、結果は75点。
合格ラインまであと一歩ということで、明日補講&再テストとなりました。
明日は大型犬のリードさばきだけを集中練習の予定。
大型犬たちの自由時間を利用して、トレーニングさせていただくのだ。
わんこたちに迷惑かけないようにがんばらねば!
12月に卒業した学校の上級コースが今日から始まりました。
今回は座学はなく、現場でのOJTに近い内容ですが、
何をしてよいかわからず、右往左往している内に終わってしまい、反省。
それはともかく、間近にトレーナーの仕事が見れたのはすばらしい収穫でした。
散歩に行ったり、ごはんをあげたり、トレーニングしたり、犬同士を遊ばせたり、、
めまぐるしく動き回っていて、見ていても把握しきれないくらい!
そして最後はお掃除。
これが一番大切、と言われるように命を預かっている以上は清潔第一。
これがまた体力勝負です。全部のゲージを拭くだけで汗びっしょりです。
ふぅ、研修の身でできることは掃除くらいだし、がんばらねば。
そんなこんなで、お手伝いをしたり、言われた課題をこなしたりとしている間に、
凛にごはんをあげるのが遅れ、ハウスに入れて寝かせることもできず、
かわいそうなことをしてしまいました。
(オーナーのはからいで、凛もいっしょに連れて行っているんです!)
忘れてた訳じゃないのだけど、何だか遠慮して言い出せず。
でも、自分の担当犬として扱うよう言われ、ちょっと気が楽になりました。
凛はおかげで今ぐっすり眠りこけています。
明日もいっしょに出勤しようね。
# 帰り際にわんこ部屋に迎えに行ったら、1人でさびしかったのか
凛がすっ飛んできたのを見て、ますますいとおしくなりました。
子供を保育園に迎えに来た母の気持ちってこんななのかな。
来週から実地研修的なコースが始まります。
今日は説明を聞きつつ、先生から宿題をいただきました。
読書。
さて、今日は凛を預けて久々に家に1人。
私のことを振り返ることもなく他のわんちゃんと遊んでいた凛とは反して
私の方がさびしくなる。。なんせ2ヶ月間ずっと家には凛がいた訳で、
あぁ、きっと始めて子供が保育園にいくときのお母さんもこんななんだろうな。
あまりに寂しいので、駅前のエクセシオールカフェに行って本を読むことに。
学校に行く前に読んだザ・カルチャークラッシュ。
結構分厚くて難しい本なのですが、これがおもしろい!
ディズニー映画の影響か、犬を擬人化して考える癖がついている私達人間。
そうじゃないんですよね、犬が何を考えているのか考える手助けになる本です。
特に、宇宙人に人間が飼われる例え話がお気に入り。
dogshipの須崎さんが「犬は理系なんじゃないかな」とおっしゃっていますが、
この本を読むとその意味がすごくわかります。
(須崎さんのインタビュー記事はこちら)。
勉強して用語も理解できるようになったので、読み返してみてよかったです。
ちなみに、私も理系です。一応。
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宿題となった本はこちらの3冊です。
ぐっときたフレーズを引用して、後日blogでも解説できたらと思います!
ザ・カルチャークラッシュ
ジーン ドナルドソン著
イヌのしつけがうまくいくちょっとした本
イアン ダンバー著
犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る
スティーブン ブディアンスキー著
以前にこのblogでも書いたドッグトレーナーとオーナーの違いについて相方に話してみる。
予想以上に理解してくれ、自分の部下との関係に置き換えて考えたようです。
そうなんですよね。
私もそう思います。
人間と犬との関係を学び始めて、
これって、人間の子育てもいっしょだなぁと思ったり、
これって、部下と上司の関係もいっしょだなぁと思ったり、、
自分以外の人や動物に何かを理解してほしいと思った時、
その関係の築き方は同じなのではないか、と思います。
相方は特に「できなかった時の対応」について興味を持ったようでした。
・レベルを一つさげて、絶対に失敗しない状況をつくってあげる。
・できないのは犬のせいじゃなくて教え方が悪い。
という点です。
悪い飼い主の例
「おすわり!
おすわり!
おすわり!
もう、何度言ったらわかるの!
この犬は頭悪いのね!!」
の実演がわかりやすかったよう ^^;
人間同士でもこういう場面ありますよね。
とかく「なんでできないんだ!」と怒ってしまいがちですが、
それは、人間同士だと相手に「自分の言葉」は通じている前提だから。
でも、本当に伝わっている?
犬と同じで言葉は伝わっていない前提で考える必要があるのだな、と思いました。
とはいっても、怒ることで奮起する人もいる訳で、怒ることが一概に悪い訳ではない。
怒る方がほめるよりも簡単だけど、
怒って教える方がほめて教えるよりも相手には伝わりにくい。ということです。
1ヶ月前にも同じお題で書いていますが(⇒)、
ドッグトレーナーの勉強をし始め、そして凛のトレーニングを始めて
いくつか勉強していないとできなかったなぁと思うことがありました。
―――――――――――――――――――――――――――――――
●教える順番
- 犬にとってどのトレーニングが簡単でどのトレーニングが難しいのかわかる
- その子に合わせて、教える順番やレベルアップのスピードを調整できる
●失敗しない状況・環境をつくってあげること
- 見ていられない時は制限された場所(サークル内)に
- 噛まないような遊び方
- おすわりなどのトレーニングで必ず成功するような誘導の仕方 などなど
●失敗した時の対応
- 怒らない
- 何度も指示を繰り返さずに、いったん中断してやり直す
- 失敗したまま終わらせない
失敗したレベルの一つ前のレベルに戻して成功させてから終わりにする
●できた後の対応
正しい方法で教えれば、案外すぐにできてしまうもの。そこで終わらせないのがコツ。
- 人が座った指示が理解できている⇒立った状態でもできるか?
- サークル内でできた⇒サークル外でもできるか?
- 部屋の中でできた⇒外でもできるか?
- トレーニングはいつも一人⇒他の人や犬がいる状態でもできるか?
- トレーニング中は完璧⇒遊んでいる時など興奮している時も従えるか?
- トレーニング中は完璧⇒いつのまにか指示がパターン化してそれを覚えてしまっていないか?
本当にそのハンドシグナルと言葉を理解しているか?
などなど、どんな状況でもできるように、レベルアップしていく必要があるのだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
と、それぞれはちょっとした違いなのだけど、これができていないと
こんな状況になってしまうのではないだろうか。
・ごはんの時しか言うことを聞かない
・外に出たり、他の犬に会った時など、本当に従ってほしい時に言うことを聞かない
・指示に従うのではなく、ごはんをもらうためにとりあえず覚えていることを全部やってみる
案外こういう犬って多くないでしょうか。
これって、「指示に従っている」のではなく「芸を覚えた」という状態なのではないでしょうか。
お恥ずかしいけれど、実家のシェルティーもそうだったかも。。
凛の場合も、覚えは悪くない。
どんどんと新しいことができるようになっていくので、つい油断してしまいそうになります。
毎日のトレーニングもワンパターン化してしまいそうになります。
子犬はものすごいスピードで成長しているのだから、
それに合わせてトレーニングも毎日レベルアップしていかねば。
新しいことを覚えるのを楽しい習慣にしてあげよう。
人の方が一生懸命勉強しないとだめなのである。
でも、、
オーナーさん全員がそんな知識を持っている訳ではないし、
氾濫する雑誌やネットでの情報を自分で組み立ててトレーニングするのは簡単ではない。
子犬を迎えたら、ホームドクターと同様にまずホームトレーナーをつけて、
いつでも協力を求められる状況にしておくことが大切になるのではないかな、と思いました。
ホームトレーナーをつけるのは海外では当たり前になっている地域もあるそうです。
日本もどんどん意識改革が進んでいくことを期待!
凛といっしょに暮らすようになってわかったことがもう一つ。
「犬の社会化は生後50日目〜90日目に」
というのは定説で、凛が家に来てから一生懸命新しいことに触れさせてきました。
ですが、90日を過ぎて、ようやくその意味がわかったのです!
3ヶ月までは、いろいろなものを見たり聞いたりしても、あまり反応はありませんでした。
台所で何かを落としても、注意を向けないくらいなものでした。
ところが、4ヶ月目に入って、急に周囲のことに敏感に。
外を走るトラックの音だったり、私が何かを落とした音だったり、
今までは反応しなかったものに、びくっとしたりそっちを見たり、注意を向けるようになったのです。
幸い、人や音に関しての社会化は進んでいたので、
それに対してほえたりビクビクしたりすることはまったくありません。
でも、これが社会化できていない状態だったらどうなんだろう。
ペットショップで売られていて3ヶ月を過ぎて家に来たらどうなんだろう。
「90日目までの社会化」の意味はここにあったんだ!と初めて気付いたのでした。
子犬を迎えた方は、だまされたと思って90日目まではがんばるべきなのです!
そして、90日目を過ぎたら既に慣れたと思っていたこと(人、犬、音、感触、食感などなど)
に対しても繰り返し触れさせて、脱社会化しないようにしていかなければならないのです。
まだまだ赤ちゃんなんです。
ドキドキのテスト日。
テストだなんて、何年ぶりだろう。試験勉強なんて何年ぶりだろう。
しかも、筆記試験は合格しなければ再試なしの一発不合格。
先生からは、
筆記がだめなのは勉強していないだけのこと。
そういう心構えの人にはトレーナーにはなれない。
とのプレッシャーをいただき、今週は緊張しながらの勉強週間でした。
確かに先生のおっしゃる通り。
お客様へのサービスを行う仕事ですから、勉強してきませんでした、じゃ通用しない。
経験がない分、せめて知識だけは・・・と100点とるつもりで覚えたのですが、
そのおかげで、今までの講義内容が整理され、すらすらと口から出るように!
で、結果は・・
合格しました!!!
ほっと一安心。
これでようやく第一歩を踏み出すことができました。
でも、これはほんの入り口。
まだまだ基礎知識が身についた程度のレベルなので、
次のステップへ向けて勉強していきたいと思います。
がんばるぞー。
今日は学校最終日。ほんとに早かった。
あとは来週のテストを残すのみです。(今週は勉強せねば!)
今日は最後に、飼い主さん役とトレーナー役でのロールプレイング。
話す内容は思ったようにできたのだけど、やっぱりやってみると難しい。
頭で考えるのと、実際にやってみるのは、全然違うなぁ、と当たり前のことを痛感。
どんどん経験していきたいな、と思いました。
内容は50点というところでしょうけれど、
でも、まあまあうまくできたし、先生にもほめられたので、今日はちょっとうれしいです。
さて、やっぱりドッグトレーナーというのは、
犬のことがわかればいい
犬のしつけがうまければいい
というのではなく、飼い主さんとのコミュニケーションが重要です。
「飼い主さんがどうしたいか」と「トレーナーとしてこの子に何が必要と思うか」をうまく
MIXして、いっしょに目標を達成していく作業なのです。
だてに年はくってない(現在30才)、
だてにいろんな職種を渡り歩いてない(講師、営業、プロデューサー・・)、
犬に関しての知識や技術はまだまだまだまだ修行が必要ですが、
人と接するという意味では今までと同じ。
ちょっと自信を持って取り組めそうです。
あとは、やはり我が家にリンが来てから、
飼い主さんの気持ちになれたというのが一番大きいです。
初心忘れるべからず!
リンが来て2週間。
早いなぁ。2週間でずいぶん3頭身が4頭身になったくらい大きくなった気がします。
さて、トレーナー見習いの方はというと、リンが来てから
自分でも意識するくらい変わりました。
今まではぎこちなく、ほめなきゃ!という一心で変な外国人のマネみたいなオーバーアクションに
なっていたのだけど(^^;)、
今は、自然に犬をほめられるようになったように思います。
犬が喜ぶ姿が本当にうれしい。
いっしょになって楽しんだり、トレーニングしたりしたい。
そんな気持ちになれたのはリンのおかげです。
って何だろう?
オーナーさんも今時は知識も豊富で、毎日犬に触れ合っている分よく理解できるし。。
ドッグトレーナーの勉強を始めた頃、こんな不安がまだ私の中にありました。
でも、今日のお散歩の授業で理解できた気がします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドッグトレーナーというのは、
その子ができるレベルを探してあげて、失敗しない状況をつくってあげることができる人。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
なのだと思いました。
今の私やよく飼い主さんにありがちなのは、
「この子はおいでって言ってもこないのよねぇ」
「なんでできないの?おすわり!おすわり!」
といった場面。
これはありがちな間違いです。
できないのには理由が必ずあります。
一番には、「まだ教えていない(もしくは教え方が悪い)」です。
犬なら、「おいで」と言えばくるものだと思っていませんか?
私も昔はそう思っていました。
そして、今日痛感したのが「できない理由を考えていますか?」ということ。
部屋でおすわりができても、公園に行ったらできなくなった授業でのわんちゃん。
・たくさんの人がいるから?
・地面がでこぼこしているから?
・遠くのわんちゃんが気になるから?
・落葉が気になるから?
理由はいろいろいろいろあるはずなのに、
「いつもできるのに、なんで今日はできないの?」
とばかり思って、理由を考えてあげられていない。
1度の失敗は、「たまたま」ではなく、「できない原因があるからできない」のです。
1度失敗したらまずその場を離れて、必ずできる環境で再度試すことが重要なのです。
犬が発しているメッセージをきちんと受け取って、
「確実にできる」環境をつくってあげられるのがドッグトレーナーなんだな、と思いました。
とはいってもまだ見習いの私。
とりあえずは、愛犬リンとの二人三脚の修行となりそうです。
パピーのしつけって何から始めたらいいんだろう・・?
リンが来る前は学校の勉強以外にも本を読んだり、何から始めたらいいか悩みました。
そして、来て数日はそれを読み返して、これでいいのかな??と迷う日々。
でも、何かわかってきました。
今、犬にとって必要なことって何だろう?
今、いっしょに暮らす人間にとって覚えてほしいことって何だろう?
この問いかけをすれば、必要なことが見えてくる。
まずは、この家で暮らすルールを教えること。
そして、いろんなことに慣れること。
この1週間のトレーニングを振り返ってみます。
1)トイレ
最初の2日は、何はおいてもトイレの場所でした。
つきっきりでチェックして、おしっこしそうになったらトイレに運ぶ・・の連続!
でも、ちゃんとほめて教えれば1日で覚えるものですね。ほんと、賢いです。
2)おすわり
おすわりはすぐにできるので、トレーニングに興味を持たせるためにも最初に教えます。
フードをパクパクさせながら頭の上に持っていくだけで、おしりがつくんです。
リンの場合、フードボールだと興奮しすぎるので、食べ終わった後1粒ずつでやりました。
これも1日でできました。
でも、おすわりしてほしいのは、ごはんの時だけでなく、サークルを開けるとき!
でたい、でたいと飛びついてくるのが危ないんです。
で、サークルを開ける時におすわりするまで待って、できたらほめて開けるというのを徹底してみました。
そしたらどうでしょう!
数日でできるようになっちゃったんです。
指示をしている訳ではなくて、自分で考えてやっているのがえらい。
でも、逆に指示に従っているとは言えないので、これは来週から矯正しないとなぁ。
3)ハウス
そして、今ちょうど困っていたのが、ハウスに入ること。
寝る時、ごはんの時、はハウスに入れてあげていたので、
徐々に自分から入るようにはなってきました。
えらい!
でも、トイレの始末をしている時や、興奮しすぎた時など、
ハウスに入ってほしい時は意外に多い。
うーん、どうしよ。と思っていたら、ちょうど今日の授業はハウストレーニング。
やった!
で、早速今日から実践です。
ハウスに頭が入ったら⇒ハウスに前足が入ったら⇒ハウスに後ろ足が入ったら、
と徐々にフードをあげるタイミングのレベルをあげていく。
今日はハウスに入るところまでできました。
こうやって、教えたいことは順番に出てくるんだろうな。
多分、その家によっても、その犬によっても順番は違う。
標準的なプログラムも必要だけど、その子をきちんと観察して
何をごほうびにして、何ができるか、選択してあげることが大切なんだ
と実感しました。
さて、ハウスの後は何にしようかな。
前回に引き続き、プロについて考えた今日の学校でした。
プロとアマの違いっていう定義はあちこちで語られてるけど、
今日教わったことは意外と目からウロコ。
「そのオーナーさんとわんちゃんにあったやり方を
選択してあげられるのがプロの仕事。」
 ̄ ̄
これって、今の時代ならではの「プロ」像なんだろうな。
インターネットで検索すれば情報なんていくらでも手に入る時代ならでは。
ちょうど今私は、新しく勉強することばかりなので、
情報にまどわされないようにテレビや本にも警戒して接していたところでした。
ずっと犬といっしょに生活されている方の方が私よりずっと詳しいし、
そんな中で私はプロになれるんだろうか、と不安になっていたところでした。
でも、トレーナーの先生から
「どの情報も間違ってない。
最初はどんどんテレビや本なんかの情報も吸収していって
引き出しを多くすることが大切。
という言葉に、ちょっと楽になれた。
そうなんだ。
その手法は誰かには有効だったから紹介されている訳で
間違えているものなんて一つもないのだ。
ただ、それが
目の前にいるお客様に合う方法かどうか判断できること、と
みようみまねじゃなくて、きちんと意味を理解して
正しいやり方で実践できるかどうか、が
プロとアマの分かれ目なんだ。
なんとなく、自信がわいてきた週末でした。
4回目の学校の日。
何だか急に緊張感が増した感じがする。
授業内容のせいか、心境の変化のせいか、それは定かでないが、
「プロになること」の責任の重さが急に重く感じられる。
トレーニングはトライ&エラーだが、一歩間違えればエラーのみになってしまう。
まして、パピーの1日は人間の何日にも相当する。
その1日のトレーニングが失敗に終われば、その日が無駄になるだけでなく
元に戻ってしまうことになる。
せっかくできかけていた信頼も、くずれてしまう。
間違った知識で接することで、命の危険にもつながる。
人間の子育てでも、やり方は十人十色。
うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。
でも、自分の子ではなく、他人の子を預かるとしたら・・?
今日はだめでした。
では通用しない。
それがプロなんだ。
始める前から深刻になりすぎるのは私の悪い癖だが、
表面上は明るく元気よく、でも常に緊張感を持って取り組もうと
決意を新たにした今日の授業でした。
人間でも犬でも、相手の気持ちって意外とわかるもの。
清く明るく元気よく。常に相手の気持ちをくみとれる状態でいたいものです。
「プロのトレーナーはアクターでもある。」
今日一番心にとめておきたい言葉です。
この年になって、久々の「学校」である。
ドッグトレーナーになるのだ。
ノートも新しく購入して、何だか不思議な気分。
ずっとPC中心の仕事だったから、ノートにまとめるなんて久しぶりで新鮮。
いっしょに通う7人はいろんな経験を持つメンバーだが、
みんな社会人なので学校とは言っても会社の新人研修のようだ。
さぁ、年末までの短い間だけど、がんばろう。




