「犬は犬同士で遊ぶもの」と思っている方が多いなぁと感じる今日この頃。
それは事実で、本来犬は犬同士で遊ぶのがとても好きな動物だと思うのですが、
子犬の時に社会化できていなかったりすると、犬同士でうまく遊べない子も多いのが事実。
犬が恐くてほえてしまったり、
犬との遊び方がわからなくて、相手が嫌がっていても遊びに誘ったり、
噛んだら痛いところを噛んで、相手に怒られてしまったり、
興奮しすぎてうなってしまったり、、、
その子によって様々ですが、犬同士でうまく遊べない子は案外多い。
それなのにドッグランに行ったりしたら、場合によっては犬も人間も危険です。
 
 
でも、そういうのって私もトレーナーになるまではわかりませんでした。
その子が犬と遊べるのか?遊べるようになるにはどうしたらよいのか?
やはりある程度の知識といろいろな犬を見てきた経験が必要です。
ドッグトレーナーの仕事は、オスワリなどを教える以前に、
その子の性格や抱えている問題は何か、オーナーさんに教えてあげることなのだ
と最近つくづく思うのでした。
「犬はこういうものだ」という固定観念を持って接していたら、
実はその子は全然それが好きじゃなかった、ということだってあるのだから。
その子の一番の理解者、そしてそれをオーナーさんに伝えてあげる翻訳者に
なりたいな、と思うのでした。

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