って何だろう?
オーナーさんも今時は知識も豊富で、毎日犬に触れ合っている分よく理解できるし。。
ドッグトレーナーの勉強を始めた頃、こんな不安がまだ私の中にありました。
でも、今日のお散歩の授業で理解できた気がします。
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ドッグトレーナーというのは、
その子ができるレベルを探してあげて、失敗しない状況をつくってあげることができる人。
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なのだと思いました。
今の私やよく飼い主さんにありがちなのは、
「この子はおいでって言ってもこないのよねぇ」
「なんでできないの?おすわり!おすわり!」
といった場面。
これはありがちな間違いです。
できないのには理由が必ずあります。
一番には、「まだ教えていない(もしくは教え方が悪い)」です。
犬なら、「おいで」と言えばくるものだと思っていませんか?
私も昔はそう思っていました。
そして、今日痛感したのが「できない理由を考えていますか?」ということ。
部屋でおすわりができても、公園に行ったらできなくなった授業でのわんちゃん。
・たくさんの人がいるから?
・地面がでこぼこしているから?
・遠くのわんちゃんが気になるから?
・落葉が気になるから?
理由はいろいろいろいろあるはずなのに、
「いつもできるのに、なんで今日はできないの?」
とばかり思って、理由を考えてあげられていない。
1度の失敗は、「たまたま」ではなく、「できない原因があるからできない」のです。
1度失敗したらまずその場を離れて、必ずできる環境で再度試すことが重要なのです。
犬が発しているメッセージをきちんと受け取って、
「確実にできる」環境をつくってあげられるのがドッグトレーナーなんだな、と思いました。
とはいってもまだ見習いの私。
とりあえずは、愛犬リンとの二人三脚の修行となりそうです。
ドッグトレーナーとオーナーの違い
2004.11.28
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