ドッグトレーナーという仕事をするようになって感じたこと。
犬といっしょに暮らすということに対する価値観は、人それぞれだということ。
良い悪い、正しい正しくない、ではなく価値観が違うのだ。
・犬を「飼う」と表現することに抵抗を感じる
・地面に落ちたごはんでも気せずあげる
・留守番をさせるのはかわいそう
・治らない病気の時は安楽死させる
・水道水ではなくペットボトルの水をあげる
・トイレを失敗したら機嫌が悪くなる
・犬は家の中には入れない
・公園でリードをつける必要はない
・ドッグランが好き
・噛まれたのでショップに返した
・犬のごはんは安いものでいい
・子どもをつくらせたい
・引越し先で飼えないので人に譲った
・犬だから吠えるのは当たり前
・同じベッドで寝る
・犬を飼うので仕事をやめた
あえてまとめることなく、自分のことや見聞きしたことを書いてみましたが、
言い換えると、どこまで自分自身や自分の子ども、つまり人間に近い存在
として考えるか、ということかもしれませんね。
あなたはいっしょに暮らす犬に対してどんな価値観をお持ちでしょうか?
上にあげた中にもいくつかありますが、、、命を大切にしない価値観や、
明らかに犬の健康や精神を害している場合は、正しい知識を提供するという形で
反論したいと思います。知らないだけ、という場合もありますから。
でも、基本的には相手の価値観を受け入れた上で、その犬がその家庭で
幸せになるにはどういうトレーニングをしたらよいか、なんですよね。
私達が考えなくてはいけないのは。
犬以外にもすべてに対して言えることですが、自分の価値観がすべてではない。
意識しないと、つい忘れがちです。
常に意識しないと、と肝に命じる今日この頃でした。
それぞれの価値観
2005.7.18
コメントを残す