基本的な知識はあるつもりだったけれど、
やはり土地によって流行している病気や必要な予防も変わってくる。
・・ということをわかってたはずなのに、ちょっと甘かった。
北海道という土地は結構違う。
まずはエキノコックス。
そして、マダニ。
日本全国、ノミダニの予防は必要だけど、北海道で特に注意しなくちゃいけないのは、マダニ。シュルツェマダニという種類のマダニは、北海道や長野の標高が高い地域に生息し、ライム病を起こす可能性がある。
特に、季節の変わり目、まさに今が一番の活動時期。
夏の暑い時よりも、春の最初、秋の最後だそうだ。
公園で会った人にも、もうダニいるよー、と教えてもらっていて、
本当はGW前に対策しておこうと思ったのに、遅れてしまって・・・
まずいまずい、と思いながら先生の話を聞いて、さらに危機感つのる。
とっても丁寧に説明してくれて、さぁ、方針は固まった!と診察を始め、
保定していた時に、なにいやら固いものが手に触れる・・・
ぎゃーーー
なんと、今さっき話にあがった、
これがダニーくんかっ!!
おぉ、、、職業病で、、、、、こんな時でもつい記録を残しておきたくなるのです。
ダニーくんも持って帰る?と言われたけど、先生、そ、それは必要ないです・・・ ^^;
あぁ、ロンドンではノミ。北海道ではマダニ。
東京では一応対策していたものの、田舎に旅行にでもいかない限り、そんなに心配する必要はなかった。札幌の中心地でも、同じだろう。
でも、私たちは公園、しかも山っぽい所を歩きたいのだ。
だったら、ちゃんと予防しなくちゃいけないのだ。
海外や日本の一部の方は、ノミダニはつくものだから取るしかない、というお考えの方もいらっしゃるけれど、本当はそうしたいのは山々だけど。
できるだけ、薬は使わない方針だけど、ハーブスプレーなどだけでは防ぎきれないことはロンドンでもよくわかったし。
毎日山みたいな所に行くこと、自分自身のアレルギー体質を鑑み、薬を使うという選択をする。
(ダニに触れたからなのか、私も肌を露出していた部分に、できものができました。。。)
その分、薬なんかに負けない丈夫な体を作っておかなきゃなぁ。
---------- メモ -----------
処方されたお薬
・ノミダニ対策:フォートレオン0.8ml x6
・フィラリア対策:モキシデック15μg x6
・抗生物質:ゼキナル錠15mg x3
・ステロイド塗り薬:ビクタスSMTクリーム5g
ノミダニフィラリア全部対策できるスポットオンもあるが、マダニには効果がないのでこの環境ではNG。別々に対策することに。最近のスポットオンは、体内にもそれ程吸収されず、かつ忌避効果があるとのこと。(実際、後日散歩帰りのクレートでマダニを2回発見したが、犬には吸着はしていなかった。)
抗生物質は、ライム病を防ぐため。ステロイドは、咬まれた跡が硬化するのを防ぐため。犬にはそれ程心配ないとのこと。(結局自分にも塗ってみた・・)
エキノコックスは南区で1件症例あり。その他の虫も含め、便検査でも出ないことがあるので、駆虫剤を薦められるが、3ヶ月に1回というスケジュール。もう少しきちんと調べて自分に知識をつけてから答えを出すことに。。。
Tick!!!
2011.5.9
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