先週身内の不幸があって実家に帰り、姉の子育てを少し観察。
2歳の女の子が、お葬式会場の土足の場所で、靴をはかないで
歩いているのが気になり、私が今までやってきた犬の子育てに
あてはめて考えてしまいました。
 
 
2歳。
確かに、自分一人で靴をはくのは難しい年頃。
靴をはかずに走っているのは理解できるのですが、
それを見ても、時には放置、時には靴をはかせに戻るといった姉の対応。
まだ厳しくできない年なのよ、と言うことには「うーん、そうかなぁ」と
心の中で思わずにはいられませんでした。
私が子犬のしつけでやってきた
1.失敗させない
2.しつけ=習慣づけ
3.ほめる怒るなどの対応は統一して
というのは、まだいろいろなことを理解できない2歳の子だからこそ
共通して言えるのではないかなぁと思います。
靴の例で言えば、
1.失敗させない
  ⇒土足の場所に勝手に出れないようにする。
   今回は自由に出入りできるようになってしまっていたので、
   それであれば、目を離さないようにしないと。
2.しつけ=習慣づけ
  ⇒いつも勝手に土足のところには出れないようにして、
   出る時は必ずいっしょにいて靴を履かせてあげるという習慣づけ。
   毎日のことなのだから、覚えるのも早いはず。
3.対応は統一して
  ⇒まだ靴をはかなかったからといって、叱る年ではないだろう。
   でも、毎回ちゃんと「靴をはこうね」と言ってあげるかどうか
   で違いは出てくるんではないかなぁと思います。
と考えられるのではないでしょうか。
この子の場合は、まだ1の失敗させないという点が重要ですよね。
2,3はもうちょっと先なのかな。
私は人間の子育てをしたことがある訳ではないので、えらそうには言えませんが、
言葉の通じない犬の子育てから学んだことは、人間の子育てにも十分通用する
と信じています。
 
 
そんなことを言いつつ、、、
いつか自分の子どもができたらまた別のことで試行錯誤するんだろうな ^^;

Comments(3)

  1. nara

    orieさん、こんばんは。久しぶりにお邪魔いたします。
    人間の子育てと犬の子育て・・・。私も人間の子供は育てたことがないので、あまり偉そうなことはいえませんが、犬と暮らし始めて、その難しさを痛感しています。
    犬と人間を比べるなんて・・・と人間の子育てをしている方に怒られそうですが(笑)共通する部分もかなりあるのでは思うこの頃です。
    以前ご相談にのっていただいた我が家の三吉(JAC8ヶ月)ですが、まぁなんとか元気に成長しています。orieさんにいっていただいたことを常に頭において向き合うようにしていますが、ホントに私たちの心が鏡のように三吉に映し出されるんだなぁ・・・。怖いぐらいです(笑)。
    トイレの方はう○ちはほぼ完璧。でもおしっこの方がトイレですることはするんですが、いつも前足がシートから出て、肝心のおしっこはトイレの外で洪水・・・。
    たまぁーに成功する時もあるんですがね。
    どうしたものか・・・。

  2. だんご

    また、お邪魔します♪ エアデールのゴールドベリの飼い主です。
    そうですね、子育てと犬育て。似ている部分ありますね〜。自分の気持ちの接し方とかね。。。
    私には中学生と小学生の子どもがいるのですが、初めての子を産んだとき、ダンナに比べて自分の方が気持ちに余裕があるな、と感じました。
    私は子どもの頃犬を飼っていたけれど、ダンナは全然動物を飼っていなかったので。
    そして犬育てにも、子育て経験が役に立っていると思います。
    でも、やっぱり違いもあるんだよね。
    犬に反抗期があるのかどうか知りませんが、人間の子どもの2歳ってよく「魔の2歳」なんて言ったりするとても大変な時期なのです。
    ちょっとまわりが見えてきて、何でもわかった気になって、何でもかんでも自分でやりたがるけれど、でも、なかなかうまくいかない。で、大泣きしたり、わめきちらしたり、ジダバタしたり。そうゆう子、見たことありません?大人から見ると、ただのワガママに映るけれどね。
    ママはとっても大変な時期、でも、子どもの成長には欠かせない大事な反抗期なのです。
    犬と飼い主って、出会ったときは全く別のイキモノ、ってカンジでお互い相手がよくわからない。
    でも、一緒に暮らしていくうちにだんだん似てきて、しまいには鏡を見ているようにそっくり!になったりしますよね(私は分身と呼びます、犬のこと)。
    しかし人間の子どもは、生まれた時は自分の分身ってカンジなのですが、だんだん成長するにつれて別の人格だということがわかってきて、中学生ともなると親から随分離れた存在になります。
    子育ての最終目標は、子どもが自分で生きていく力をつけさせること、だと思っています。
    「自分に近づく」犬育て、「自分から遠ざかる」子育て。そこが大きな違いかな?
    な〜んて。私もナマイキ書いちゃいました^^;
    ゴーの写真見ていただき、ありがとうございます☆

  3. だんごさん、ご意見ありがとうございます!
    なるほど、なるほどですね。
    子どもの2歳〜3歳って、難しい時期だとは聞きますが、
    だんごさんのご意見を呼んで、犬も6ヶ月〜1歳くらいまでが
    同じような時期なのかな、と思いました。
    今までは素直に言うことを聞いていたのに、急に言うことを聞かなくなった!なんで??
    という飼い主さんのお話をよく聞きます。
    この時期は自我が芽生えてきて、オイデって言われたけど
    こっちのおもちゃの方がいいやーと思って違う方へ言ってしまったり
    「反抗期」や「ワガママ」と映る時期なのかも。
    でも、実はワガママで片付ける話ではなく、
    時には我慢しなくちゃいけないことを教えてあげる時期、
    というだけなのですよね。
    > 子育ての最終目標は、子どもが自分で生きていく力をつけさせること、だと思っています。
    > 「自分に近づく」犬育て、「自分から遠ざかる」子育て。そこが大きな違いかな?
    これ、なるほど!と思いました。
    こういう視点で考えたことなかったなぁ。
    ごはんは自分でとってくる、という訳にはいかないから人間のような自立とはいかないけれど、
    凛を自立したパートナーとして育てたいなぁと思うのでした。
    仕事柄、凛にもちゃんと仕事がありますし ^^;
    そんな理想を思い描きつつ・・
    この先10年以上、どんな生活が待っていることやら!

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