イギリスの犬イベントと言えば、Crufts が有名ですが、
こちらはロンドンで開催されることもあって、負けずににぎわっていました。Cruftsに比べ、よりファミリーや一般の飼い主さん、飼い主予備軍の参加が多かったように思います。
日本人の方とも、何人かすれ違ったので、もしかしてblog読んでくださっている人だったりして!なんて独りドキドキしていましたが、今思えばそうじゃなくても話しかけたらよかったなぁ。。

さて、Discover Dog。
Crufts のようなドッグショーはなく、「犬を飼うにあたって・・」の啓蒙活動が主な趣旨。
Kennel Club が主催しています。この団体は日本のジャパンケネルクラブに近いもので、ドッグショーなどを主催、血統書の発行などを行う団体です。

主なキーワードとしては・・

Responsible dog ownership
これはいつでもどこでも謳われる言葉。日本語だと、責任ある飼い主、きちんとした知識とマナーを身につけた飼い主、という感じでしょうか。
こうしたイベントで見かけるリーフレットには目を見張るものがあります。
犬の選び方、しつけ、旅行での注意といった一般的なものから、ペット関係の法律の解説まで、わかりやすく解説されています。

Long, healthy and happy lives
特に健康管理については、今回かなり強調しているように感じました。
会場に入ると、いきなり Health zone に突入。
基本的な健康管理から、遺伝病、マイクロチップ、健康保険の選び方、うんぬん、、予想通りそれほど熱心に見ている人は多くはありませんでしたが、それでも Kennel Club の取り組みは認めたい所。

Stop puppy farming
ペットショップやインターネット販売は、puppy farm とつながっていることが多いから買わないで。

上記のように、Kennel club の様々な情報提供やキャンペーンは、日本での取り組みに比べればはるかに犬の権利を尊重したすばらしいものです。
ただし、実際に批判も多々あることも、同時にここでは書かなくてはいけませんね。

去年のことですが、イギリス最大級のドッグチャリティー団体 RSPCA と Dogs Trust が、Kennel Club との関係を経ち、Crufts, Divcover Dogs ともに今後参加しないことを決めました。
理由はこちらをご覧ください。(英語)
http://clarissasblog.dogstrust.org.uk/sept2008/withdrawing-from-crufts.htm
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article4761471.ece
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article4769813.ece
それに対しての Kennel Club の解答はこちら。
http://www.thekennelclub.org.uk/item/2282/pg_dtl_art_news/pg_hdr_art/pg_ftr_art

きっかけとなったのは、BBCのドキュメンタリー番組で、ブルドッグなどの純血種の一部で、見た目だけを重視して、健康に問題が出ているということが取り上げられたことだと聞いています。
もちろん、その番組以前から気づいていて、健康面に配慮するよう各団体が訴えてきているのですが、番組をきっかけにこの論議が一般人にも広まって、
結果として、ショーの基準も一部の犬種で緩和されたという経緯のようです。これは日本でも一時話題になりましたね。

Kennel Club が健康を強調しているのも、こういう背景があるのかなぁ。
もちろん双方とも犬の健康管理については、長年強調してきている訳で、文面上は判断が難しいですねぇ。

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