ここLONDONでは、電車もバスも犬OKです。
でも、たまーーに見かけるくらいで、ほとんど乗っていません。
Guide dogs admitted: others are allowed at the driver's iscretion
これはバスにはってある案内ステッカー。かわいいでしょ?
ガイドドッグ(盲導犬、聴導犬など)はもちろんOK。その他は運転手の判断で、ということなんですが、運転手に聞いているのをまだ見たことがない。
そんなLONDONの犬社会を見ていて肌で感じるのが、モラルのあり方。
地下鉄も犬OKだけど、いつも混んでる地下鉄に犬を乗せる人なんてほとんどいない。
バスだって、犬を見かけるのはすいている時間帯だけ。
運転手さんに聞かなくったって、自分で考えればわかる訳ですよね。
ノーリードで公園を歩いている犬だって、人が多い場所や道路ではリードをつけるし、
カフェやパブは、外のテーブルだったら犬もOK。
でも、特殊な場所以外は、公園もパブも、犬がOKかどうかなんて書いてない。
こうやって書くと、当たり前と思っている人にとっては当たり前すぎることなんだけど、
日本では注意書きが必要な現実を思い出します。
この国の表現で私が気に入っている言葉 "responsoble owner" が当たり前に定着している社会ってすばらしいと思う。
でも、LONDONの犬事情で一つだけ許せないのが、うんち置き去り。
これは日本では常識化しつつあるけれど、ここではまだそうはなってないんだなぁ。
そして、それを啓蒙していくのが、私たちドッグトレーナーの仕事なんだなぁ。
なーんて、今さらなことを考えてみる。
"当たり前" って難しい。
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