最近、あちらこちらでパブリックコメントの募集について
ご覧になっていらっしゃる方も多いかと思います。
動物愛護管理法は、5年毎に見直しを行うことになっており、今年がその年。
環境省では 動物取扱業の適正化について(案) に対して意見を募集しており、これが「パブリックコメント」と呼ばれるもの。
動物取扱業に従事する人だけでなく、誰でも意見を出すことができますので、
ぜひご興味のある方はご一読ください!
環境省のページ:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14069
提出期限:8/27(土) *メールで簡単に出すことができます
何だか難しそう!と感じた方は、こちらもご覧ください。
http://www.1101.com/george/index.html
https://sites.google.com/site/1action4animals/public_comment
http://nekonuko.ure.jp/pc/
私も最初、お役所的な文面を読むだけで、何だか難しそうと思ってしまいましたが、書いてある内容はとても身近な内容。
動物達が健康で幸せな環境で生まれ、理解あるお家に迎えられて、一生を暮らせるように、そんな単純なお話なのではないかと思うのです。
どこかで生まれた子を家に迎えるのではなく、母親の愛情をたっぷり受けて生まれた子を引き取るのだという、気持ちを私たちは忘れがちだなぁ、と自戒を込めて感じました。
ドッグトレーナーとして活動をしていて、
生まれながらの問題犬はいない、
育て方でいくらでも変えることができる、
と自信を持って言える一方、
生まれついての遺伝的な性格
(母親の性格や母体のストレス度の影響)
と
3ヶ月になるまでに育った環境
の影響の大きさに愕然とすることがあります。
お家に迎えた以上、それは忘れて、その子の個性として受け止めるようにしていますが、防げた問題なのでは?と、密かに心が痛むのです。。。
とはいえ、批判するのではなく、前を向いていきたいから。
一頭一頭、自分のできることを地道にやっていきたいな、と思う。
だから、パブリックコメントも自分の言葉で書いてみました。
たかが一票、されど一票。
本当は心にとめておくつもりだったのだけど、
5年前と同様、業界がノルマを課して反対意見を出しているという話を聞いて、
できるだけ多くの方に知っていただきたいと、ここに書くことにしました。
動物は動物。人間とは違う。
多かれ少なかれ、彼らは私たちに合わせて生活してくれている。
だから、人といっしょに暮らすことで、ストレスを感じているなら解消しなくちゃいけないと思うし、人といっしょに暮らすことで、本来の姿とは違うかもしれないけれど、毎日が幸せだと思えるようにしたい。
ただ、そんな純粋な気持ちなんだけどなぁ。
What’s ‘Public comment’?
2011.8.24
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