まさか2回来ることになるとは思いもしなかったけれど、
ドッグショーには興味がないけれど、
やっぱり何となく来てしまったCruftsです。
犬ぞりの後だから、今年は初日の Working dog の日に来てみました。
(Crufts は、1.Working&Pastoral 2.Terrier&Hound 3.Toy&Utility 4.Gundog
と4日間かけて行われます。)
まずは、おともだちがアシスタントで登場する、ガンドッグのデモンストレーションを見にいく。
実際に猟犬として働ける子たち。
想像していたような実猟犬のキツサはなく、とってもかわいい子ばかり♪
まずはステージの中央で待ち、
名前を呼ばれた子だけがついてきます。
フィリッパ氏は必ず何か指示をする前に名前を呼ぶとのこと、群れで行動するならではの正確さが求められます。
9ヶ月のパピーも参加していて、時々どこかに行っちゃっていたけれど、それでもちゃんと戻ってきて、犬たちがとても楽しんでいる様子♪ こういう場面でもパピーを参加させて、場馴れさせていくんだなぁ。ガンドッグ独特の、遠隔操作(?)も上手にこなしていました。
柵を越えて、藪の中から探してくる、というまさに実践に近いトレーニングをしています。
唯一のスパニエル Secret は、小柄を活かして木の上に登って探したりしていました。
Secret が「見つからなかったよ」と戻ってきても、もう一度指示を出して探させます。
犬はないと思っていても、人があると言うならもう一度探してみる、この信頼関係が大切だとおっしゃっていたのは、なるほど、でした。
ガンドッグは私の専門外だから、初めて見聞きすることも多く、たくさんヒントをいただきました。
さて、本日のメインイベント(私の中で)が終わって、今日も1日ブースめぐりです。
まずは、150周年を迎えるBattersea Dogs & Cats。
記念切手のモデルになった犬たちです!
こちらは軍の犬たち。
イギリスはアフガニスタンに軍を派遣しているのですが、爆弾探知犬なのかな、犬もいっしょに行っています。賛否はどうあれ、犬としっかりとした絆が作られていることがわかる写真でした。
お店のブースは、去年と同じ場所に同じお店が出展している感じで、あまり新鮮味がなかった・・。
そして、犬種を紹介するブース Discover Dog とドッグショーのブースへ。
セントバーナード。すごく興味がある訳ではないけれど、これだけ並んでいるとまさに圧巻!
Finnish Lapphund。かわいいでしょ?
犬ぞりに行ってきたばかりだからか、目につくのは北欧系のスピッツ達。
ショーに出ている子でしたが、あんまりかわいいので写真を撮らせてもらいました。
Did you know?
In Norway, credit was invariably given to the dog rather than to the hunter. It has been said that a dog would refuse to work for a hunter who's shot was poor.
Nor would a dog work for a hunter who would not give him some of the meat.
こういう性格、私好みです♪
これは Norwegian Buhund だったっけかな?
この Parson Russell Terrier は爆睡中。触られても目も開けません。
ブリーダーさんも、パーソンは2種類いるのよ~、なんて冗談言ってたくらい ^^;
今回ちゃんと見たかった Huskey。Can Be Noisy!
柴はちょっと違くないですか??
Toyによくありがちな目ヤニの問題も出てるし・・。
以前のblogでも触れたように、ここ2年程、血統を追求することで健康に問題がある子が増えていることについて、さかんに議論(というか戦闘状態・・)されています。
こんな柴の子を見ると、私も議論に参戦したくなる。。
ハスキーのドッグショーを見た時もちょっとがっかり・・。
真っ白だったり、ぶちだったり、模様が変わった子が多くて、もはやファッションショーの様相。体型も妙に細くて、何だか違う犬のよう。スウェーデンのマッシャーさんが、ハスキーはファッション化している、とおっしゃっていたのが納得できました。
個人的なアイデアとしては、この子みたいに、ショーを楽しんでいるかどうか、もポイントに入れたらいいんじゃないかなぁ、と思いました。堂々としていることも審査ポイントなはず!
(この子はアラスカン・マラミュート。ずっとニコニコ、楽しそうでした。)
ただただ楽しんで出場しているオーナーさんもいるけれど、多くの人が止まる度に犬を正しい位置に立たせ、足の位置を直し、顔を上げていろとあごをたたき、、、といかにマニュアル通りに美しく見せるかに腐心しています。
それでも楽しんでいる犬もいるんですよ。でも、完全にしっぽがさがっておびえていたり、無表情でどこを走っているのかわかっていない程やる気のない犬もいるのが事実。
チャンピオン犬であってもそうだったりすると、がっかりです。
ショーに出ている方で読んでくださっている方がいらっしゃったら、ごめんなさい。全面反対~という訳じゃないんです。個人的に何かをつきつめて競うというタイプではないもので、ショーに限らず競技的なものが苦手なんです。
人と比べる必要はないし、他の犬と比べる必要はない。
飼い主と犬との関係だけを見ていきたい、というのが今の私のスタンスです。
コメントを残す