春にドッグウォーカーのお手伝いをしたGosiaがパピークラスを再開したというので、見学させていただきました。地域のボーイスカウト用の小さな体育館を借りての、夜のクラス。

何もお手伝いはできませんでしたが、Gosiaが他の人を個別で教えている間、見本を見せてくれた彼女の犬のリードを持っているというお役目をおおせつかりました ^-^
すぐに知らない人に心許す訳ではないシェパード。力もかなり強い。会ったばかりだから、リードでコントロールするなんてしたくないし、どこまで自然に接する中でリラックスして待機してもらえるか、夏のワークショップで習ったリードの扱いの良い復習にもなりました。

正直な所、内容は普通にstayやheelを教えるものでしたが、、、
私の目的は飼い主さんの観察♪

いくつか日本でもイギリスでも共通しているなぁ、と感じたことをメモしておきたいと思います。

When and how much should puppies play?

参加していたのは、3~8ヶ月と月齢も犬種がバラバラのパピー達。
本来パピークラスは3,4ヶ月程度の社会期が終わる前の子達だけで行うのが理想です。社会期を過ぎると、音や知らない人を怖がったりという警戒心が出てくる子が多く、教えたい内容も全く異なってくるから。
怖がりの小さなMダックスと、元気いっぱいのスタッフィーで、同じメニューをこなすのは難しい。
今回も、パピー達の集中力が切れてきたら、外に出てプレイタイム。発散してから後半のトレーニングを行っていました。

すばらしいのは、飼い主さん達もちゃんと自分の犬に休憩が必要かどうかわかっていて、トレーニング途中で外に抜け出したり、だっこして休ませたり、場所を変えたり、上手にコントロールできている人も何人もいたこと。そのクラスでは、そこまでは教えていなかったので、おそらく今までの経験上知っていたのでしょう。
オスワリ、マテなど教える前に、犬が何かを学べる状態にあるかどうか、を確認するというのはとても大切なこと。それが判断できるということは、半分以上できたようなものです。
ぱっと見のトレーニングとしては全然パーフェクトじゃないけれど、マテで動いちゃったりするけれど、遊びたくて吠えちゃったりもするけれど、自分の犬の気質を知って、どうしたらコントロールできるか知っているから、何があっても冷静に対応している。だから、犬も落ち着くのが早い。
初めて犬を飼う、初めてクラスに通う、という人が少ないからこそ、ベースのレベルが高いです。

プラスして、私の理想として加えたいなぁ、と思ったのが、遊びと勉強を区別しないこと。
遊びを始める前にオスワリ、遊んでる途中でオイデ、など遊んでいる中でパピーができることはたくさん。遊びの時間は何してもいい、というルールだと実は後で困るんですよね。

犬だって、人だって、楽しい方が覚えますからね。
「勉強の時間」を作らないのが理想です。

Children can be the best trainers!

今回、3人のちびっこといっしょに参加していたお母さんとシュナのパピーちゃん。
とっても上手にトレーニングしていたのですが、3人のちびっこ達とパピー1頭、全員をコントロールするのは大変です ^^;

でも、子供たち、はっきり言って上手なんです。

犬も子供も、英語のわからない日本人も ^^; 言葉に頼らないからこそ、ちゃんと良くみてマネるのが得意。集中力もないから、2,3回楽しくやって、はいおわり。飽きちゃったから次は別のことしよっ!ってね。

これって、犬にとっても理想的。
犬が何かを覚える過程は子供の2,3歳と同じという研究結果も発表されましたが、見ているとわかるような気がします。同じだからうまくいくんです。

逆に大人は、できるまでやろうとして失敗を続けるから、どんどんお互い嫌になってしまったり、聞いてわかったつもりでいるから、見てるようでちゃんと見ていない。

ところが、お母さんとして好きな時に勝手に練習する子供達をコントロールするのが大変だったのか、2回目のクラスの時には1人1台ゲームを持って、子供には一切させない方針に。
うまくルールを決めるなどして、参加させてあげられないものかなぁ、と残念でした。

Homework!

クラス自体は毎回1時間。あっという間です。パピーの集中力だってそんなに持たないですし。
だから、内容としてはやり方を教える+個別にワンポイントアドバイス程度にとどまってしまう。安定してできるようにするのは、宿題です。
そして、毎回最初に、宿題の成果をみんなの前で発表するので、ちゃんと練習してくるんですよね。グループレッスンのメリットはここにあり。

自分のクラスではないから口出しはできないけれど、だからこそおもしろく観察できましたよ。
イギリスの飼い主さんはすごくレベルが高いんじゃないか?というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、私が見る限りトレーニングの"でき"としては、それ程変わらないように思います。
違う点をあげるとすれば、犬に対する理解度の高さ、そしてトレーニングクラスに通うということが当たり前になっている文化かな、と思いました。

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