The Kennel Club の Art Gallery に行ってきました。
え?ケネルクラブってあれでしょ?血統書を発行してて、ドッグショーの健康問題で批判されてる、、そう、私も知りませんでした。

毎月1回、無料のガイドツアーがあり、館内を一般に公開しています。
(予約をすれば、誰でも参加することができます。)

スロバキアから来たウェルッシュスプリンガーのブリーダーをしているという親子、ロンドンでも有名なデパートで働いているという男性、館内にある有名な絵を書いた人と知り合いという女性、そして私というおかしな集団で、ガイドツアーが始まりました。


まずは、図書館。(写真は外から撮影したものです。)

世界で初めてのドッグショー、1891年に開催された 第一回Cruftsのパンフレットから始まり、すべてのショーのパンフレットと結果も保存されていました。
もちろんコンピューターなんてない時代ですから、結果もパンフレット内に手書きされています。
ルールがたった10項目しかないというのも興味深い。(Cruftsの歴史はこちら

そして、あらゆる犬関係の本がそろっているので、調べ物をしに来る方も多いそう。
歴史的な本も多く、私が見せてもらったのは1859年の女王様所有の犬リスト。
これは18ヶ月前にeBayで落札したばかりだとのこと。
ほとんどの犬は、他の国から贈られてきていました。犬が貴重な贈り物だったという事実から見ても、ヨーロッパの犬文化の深さが伺えます。
特にこの時代はドイツとの親交があったらしく、ダックスフンドがたくさんリストにあげられていました。
中には、Fox dog や African dog などのめずらしいものの


そして、お次へ Art Gallery へ。写真はお土産でもらったパンフレットとトートバッグ。

おそらく世界一のラインナップを誇る犬専用ギャラリー。
写真のように、犬が描かれた絵画が山ほどあるんです。ナショナルギャラリーに行っても、遺跡を見ても、犬を探してしまう私としてはよだれものです。
街中で犬を売っている風景、ドッグショーらしきもの、など歴史がわかるような絵から、単純に犬の美しさを描く犬だけの絵まで、この日見ただけでも50点以上はあったのではないでしょうか。
そのほとんどは、遺産などで寄付されたものなのだそう。

また、陽気なおじいちゃん2人が、いかに自分の方が知ってるか競いながら説明してくれるのもおもしろくて ^^;

世界一の犬の殿堂を目指して、まだまだコレクション拡張中の Kennel Club。ドッグショーだけではない、存在意義を発見できました。
一見の価値ありです♪

P.S.
roloさん、猛烈オススメありがとうございました!
roloさんがぐっとくるものは絶対私も共感できます。犬バカ道まっしぐら~~~。

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