For their smile.


 
北海道盲導犬協会に見学に行ってきました!
年に数回ある見学会は、パピーウォーカーを検討されているのか、小さなお子さんがいらっしゃるご家族など、たくさんのご家族がいらしていましたよ。
  

看板猫ちゃんは、ポカポカのヒーターの上がお気に入り♪
 
 
説明があったお部屋はコートが必要なくらい寒かったのだけど、
犬たちがいる部屋はあったかで。
そんな所からも、真摯に犬たちに向き合っているスタッフさんの気持ちが伺えました。
 
 

候補生たちのお部屋。
 
 
  この子達は、一生人の側で過ごす。
 
 
老犬ホームご担当の方の方のお言葉で一番心に残ったのがこの言葉でした。
 
一般家庭の繁殖ボランティアさんのお家で、兄弟の犬、母犬、そして人間の家族と生後50日までを過ごし、パピーウォーカーさんのお宅でわいわいと1歳まで過ごし、
いきなり環境が変わってもやっていけるかという適正を見るためもあって、いったんは訓練所に入るけれど、その後はユーザーさんと共に10年以上を過ごし、
引退後はまたパピー期をいっしょに過ごしたお家や老犬ホームで穏やかに暮らす。
 
  

人が大好き♪
 
 
私も含め、誤解されていることが多いようですが、
盲導犬のお仕事は外のみ。いったん外での仕事を終えて家に帰れば、ペットとして過ごし、ユーザーさんの心の支えになっているのですね。
仕事をしているからといって、決してストレスで短命という訳ではない。
最高齢は19歳というのは驚きでした。大型犬としては異例の長生きです。
 
もちろん、元々仕事をすることに喜びを感じる適性を持っている犬を選んでいることも一因かと思いますが、
仕事をすることで良いメリハリができ、それも長生きの一員なのではないか、とスタッフの方はおっしゃっていました。
そして何よりも、一生の間ほとんどお留守番もなく、常に人の愛情を受けて暮らしているということも大きいのではないでしょうか。
 
 

日本で初めての老犬ホーム。
 
 
いっしょにお昼寝したくなるくらい、本当に穏やかな空気が流れていました。
なぜか感じるものがあったのか、目が合う度に私にだけ寄ってくる子がいて、とっても離れがたかった。。。
 
盲導犬センターでの仕事は、決して犬のための仕事ではなく、目の不自由な方のための仕事です。
それでも、犬たちも主役であることには変わりない。
犬たちがいつも笑顔でいられるように、そんな気持ちが伝わってくるセンターでした。
 
 
 

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