190万人が住む大都市札幌ですが、
キツネ、クマ、シカが出没するというめずらしい街です。
(そういえば、今年の春はあまりクマ出没情報を聞かなかったような。)
 
特に鹿は、道東を中心に農業や森林の問題が起こっているため、
毎年たくさん駆除されていることを知り、せめて廃棄ではなく食べてあげないと、、、
ということでジビエ料理として広がりつつある昨今。
我が家も、できるだけ地産地消したいので、犬に食べさせています。
 
そんな風に少しずつ興味を深めてきた中、
現役ハンターさんが行う市民講座に参加してきましたよ♪
 
 

  
 
ハンター、と一口に言ってもいろいろ。
 
囲い込んで大量に駆除するケースもあれば、
農家さんなどに頼まれて特定の個体や集団を駆除するケースもある。
 
忍び猟と言って、たった1人で数日山に籠もり、
自然と向き合い、命をいただくことと向き合っているハンターもいる。
 
実際にしとめる瞬間や、解体する様子などもビデオを見せていただき、
動物の命をいただく、ということを改めて考えさせられました。
 
最近では意識的に肉を食べるのを控えていましたが、
ベジタリアンという訳ではないので食べる機会もたくさんある。
 
食べている以上、しっかりと見ておきたいと思うのです。
(本当は実際にその場に立ち会ってみなければわからないこともあると思うけれど…。)
 
 

 
アタシハ クマ シトメタヨ。
 
ほんとにクマに会ったら、吠えてくれる?
 

 
トモダチニ ナレル?
 
い、いや、、無理じゃない?
 
 
田舎で暮らし自然の中で育っている犬たちは、
キツネを吠えて追い返したり、シカを仕留める犬もいるらしい。
それこそ、本来の犬の姿だよなぁ、と改めて思う。
 
業者が殺した肉を食べるのはよくて、
野生動物を殺すのはかわいそうってのは、ちょっと違うよね。
 
動物たちの日常なのだから。
 
「美しい」と表現した写真家さんの言葉に素直に共感した。
 
 
良い悪いとか、どっちが正しいとか、
 
そんなんじゃなくて、
 
ちゃんと現実を知りたいと思う。
 
 
いつかハンターさんと狩猟犬の現場に同行してみたいなぁ。
 
 
本当に自分たちが必要な分だけ、命をわけていただくというスタンスと、
増え過ぎた現状もあって駆除としてただ殺しにいかなくてはいけないスタンスと、
  
鉄砲撃ちだからこそ、命を奪うことができる道具を持っているからこそ、
私などとは命への向き合い方の次元が違っていて、
 
葛藤することもきっとあるのだろう。
 
 
ご本人はまだまだ鉄砲の腕前は下手くそで、とおっしゃるけれど、
命に向き合う姿勢は一流なのだと心から思う。
 
そんなハンターさんに出会えたことに感謝です♪
 
 
p.s.
 
9月にも講座を開催されるので、ご興味のある方はぜひどうぞ。
ベジタリアンの方、新人ハンターさん、森林管理行政の方、私のようにただの動物好き、と前回はいろいろな立場の方が参加されていて、お互いの話もとても興味深かったです♪
山の動物たちとハンターのお話~命を食べる・守る・知るということ~

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