そろそろ私が働き出す予定なので、凛はお留守番の練習です。
午後はできるだけ外出するのと、1日2食に移行できるように
お昼ごはんの量を少なめにしていっています。(今は1日3食です。)
今日は特に用事がなかったので、駅前のカフェで読書。3時間ねばって一冊読破!
読んだ本はこちらです ⇒犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る
結構難しい本でした・・。
専門用語連発。mtDNAなんて久々に聞きましたよん。
一応大学で生物やってたのですが、過去の記憶を思い出しながら読んでました。
ジュンクドウでも犬のコーナーではなく生物学のコーナーにおいてあったのをようやく納得。。
嫌いじゃないけど。
肝に銘じたい一句は、「犬と猿、頭がいいのはどっち?」の章。
□と△を見分けるテストは猿にはできるけれど、犬にはできない。
だから猿の方が知能が高くで、犬はおバカ?
でも、食べ物が入っている箱を当てるテストだったら逆じゃない?
猿は人間が得意な分野が得意だから高等動物だと思われがちですが、
そもそもテスト項目が人間の都合のよいように決められているだけなんですね。
本の中では「実験手続きをわずかに変えただけで、犬たちは、がぜん勢いを増す。」
と表現されています。
「犬の論理と違うようなことや、本性にもとるような仕事を要求すれば、劣等性になるのは当然。」とも。
それから、上のテストでは犬は□にも△にもまったく興味がないという事実。
だけど、「犬だって、その一回のできごとが本当に自分にとって重大なことなら一発で学びとる」のだ。
うーん、実はこれは耳が痛い。
まだトレーニングに自信がない私は、つい「徐々に」覚えてもらう方法を考えてしまいます。
以前に学校の課題で「5回でできるようになる方法を考えろ」と言われたことが思い出されます。
いつまでたってもできないのは、トレーニングする側に問題がないか疑いなさい、というのと
少しずつ調整しても犬が迷うだけだから、できるだけ少ない回数で犬が理解できる方法を考えなさい
という教訓なのです。
犬の理解を超えた近道はもちろんNGですが、犬が理解できる最短の方法を常に考える。
これはしばらく私の課題になりそうです!
犬と猿、頭がいいのはどっち?
2005.2.1
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