ドッグウォーカー体験に関しては、一つ前のブログで長々書いてしまいましたが、、、
もう一つうれしかったこと。


この笑顔からは想像できませんが・・

彼女の犬の1頭、レスキューされたシェパードはまだトレーニング中。とても警戒心が強く、知らない人や犬に吠える(攻撃的になる可能性あり)という問題がありました。
その子が、すぐになついてくれて、こんな風によく私の方を振り返ったりついてまわっていたんです。(ちょっとおやつパワーも借りたけど ^^;)
凛とスワップしようか、なんて冗談言ってたくらい。

外だけならともかく、郵便屋さんを咬みそうになったこともあるというくらい室内のテリトリー意識が高い彼女が、私がトイレを借りたりで彼女の家に入っても全く警戒せず。
それは凛に対しても同じでした。

彼女曰く、小さくて細くて(他のイギリス人に比べれば・・)リラックスした雰囲気の人は一番好きなタイプ、私はそれに当てはまるとのこと。家の中まで最初から警戒しないというのは、めずらしい、とおっしゃってくれました。
私たちが少しでも社会化に貢献できたのなら、これ程うれしいことはありません!

彼女の言葉を聞いて改めて思ったのは、ドッグトレーナーとして仕事をしているのとまだ勉強中との違い。どんな状況でもリラックスできるかということなのかもしれない、と思いました。

以前に働いていた学校の生徒さんも読んでくださっている方がいるかもしれませんので、
もし今それができなくても不安にならないでくださいね。
私は、まだ駆け出しの頃、初めて本気で咬む犬に会った時、初めて犬に対して「怖い」という感覚をいだきました。おまけに、犬はよーく人の気持ちを読み取れるので、怖いと思っていない先輩トレーナーにはそんなそぶりを見せないのに、私が手を出すと咬みに来る兆候が出るんです。あぁ、自分次第なんだと心から実感した瞬間でした。
それから、「怖い」という感覚を克服したくて、その子のトレーニングに参加させてもらって、何度も練習する内、その感覚はなくなっていきました。
「怖い」と思っているのは犬の方だから。
私が「怖い」と思わせてるんだ、とはっきりわかったから。
そんな感情持ってほしくなかった。毎日緊張と恐怖でいっぱい、そんな犬生嫌だよね。。。

それからだと思います。
吠えたり、咬んだり、攻撃性を見せる犬に会っても、恐怖心は感じなくなりました。
どうしたらその子が私を怖くなくなるか、まず考えることができるようになってきました。

最近特にトレーニングモードになることが少ないから、ちょっとリラックスし過ぎで、どうしたら・・の部分を考えるスピードが落ちている気もするけれど・・・。
彼女に会ったことで、もう一度そんな初心を思い出しました。


ありがとね、ライカ♪

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