ドッグトレーナーのひとりごと

Canine Sasuke?

2011.5.23

できるだけ山っぽい所へ散歩に行きたいのだけど、
雨の日の後とか、雨が降りそうな時は、土の遊歩道はドロドロで、
道の真ん中に小川ができていたりするので、やめておく。
　
でも、やっぱり住宅街だけだと、何となく物足りなくて、何か遊べる所はないかと探し、
見つけたのは車で15分の川沿いの道。
　

雨に濡れて、植物たちはぐんぐん成長中。
　

白樺並木を通る。
今日はどんよりお天気だけど、きっと晴れたらきれいなんだろうな。
　

雨続きで欲求不満の犬は、1本ずつ丁寧にチェック中。
何だか、また雨が降ってきたぞ・・・。
　

ソメイヨシノとヤマザクラは終わってしまったけれど、代わりに八重桜が満開で、
桜を見上げただけなのに、犬はそっちに行くものだと思って登ってしまった。
　
そっちはいかないよ、と言ったら超不満顔。
　
整備された遊歩道は、ちょっと物足りなそうなので、遊び場を探して道を外れると、池を発見。
　

　
犬版サスケ？
　
って程じゃないけど、飛び石が全然平らじゃないので、見た目よりも、かなり難易度高し。
よくできました♪
　
最近、あどべんちゃーが足りないのか、足場の悪い所を通ったりすると、あきらめようとすることがあるんです。いつも助けてもらえると思うと、無茶しなくなるんですよね。
　
その反面、猪突猛進なジャックラッセル。
ハイパーな時は、、崖だろうが、川だろうが、足元見ないでぶっ飛んでいく性格。
次の石を見ないでとりあえず飛んで、落っこちるタイプです。
（実際に何度かあります。ギャグですよ、まるで。。）
（イギリスでは、そうやって崖から海へダイブする犬が毎年たくさんいます。。。
　無傷で戻ってきたというレスキュー話が、毎年新聞をにぎわすのです。）
　
なので、時々こうやって注意しながら歩くことも思い出させないと ^^;
　
　
自然の中で育てると、こうやって自分で判断する感覚がうまく育つのは、人も犬も同じなのかな。
実際、町で暮らす犬にとっては、何か考えないと歩けないような場所を歩く機会は少ないから、
犬も都会っ子になってしまうんですよね。
東京で暮らしていた時を思い起こすと、本当に実感します。
　
人間も犬も、本格的な山登りとかロッククライミングとか、ハードなのは苦手だけど、
日々の生活の中で、小さなチャレンジを。がモットーの1人と1匹でした。
　
　

アタシハ　ソウイウノナイト　ツマンナイーー。
マッスグ　アルクダケハ　キライナノヨ。