ドッグトレーナーのひとりごと

Let’s explore the park!

2011.5.3

つい先週、春がまだこない寂しさを感じていたのに、今日は汗ばむ程の陽射し。
北国の春は一気にやってくる、っていうのはほんとなんだな～。
　

GWということもあって、たくさんの人、たくさんの犬。
でも、予想していた程じゃないな。こんな感じでスペースたっぷり。
　
ロンドンでは、短い夏を楽しもうと、陽射しがあれば公園は満杯。
芝生でピクニックというライフスタイルがちょっとなつかしいな。
こんなお天気の日に来ないなんて、もったいない、とちょっとおせっかい。
　
　

タノシー。アツイーー。
　
山の方を覗いたら、残雪もすっかりなくなっていたので、今日こそ公園全制覇を目指す。
軽く登りだから、ちょっと走ったら、もう暑くなってきたね。
　
皆さん気さくにあいさつするのはもちろん、ちょっと休憩しつつ立ち話も。良い方ばかりです。
引っ越してきたばかりなんで、と情報収集させてもらう。
　

ノボリハ　トクイ。
　
札幌の公園は、広くて、自然が残っていて、良い感じ。
だけど、アスファルトの遊歩道はあんまり好きじゃないので、土の道を探してどんどん登る。
人も減るので、一石二鳥。
　

白樺の林に入りました。
街路樹とか、公園の整備された林は見たことあるけれど、自然の林って初めてみたかも。
　
そういえば、北海道は花粉症がないっていううわさ。内地よりはマシだけど、やっぱりあるみたいです。で、白樺の花粉症がこの時期一番多いんだって、テレビで言ってました。
ひぇーー、私の鼻炎はこれが原因か？？
　
　

公園から、隣の自然林へ入ると、登山道になっているのだけど、こっちはクマ出没区域です。
　
あ、犬好きな皆さんは隣の注意書きに目がいってしまうかもしれませんね。
札幌市の条例で、ノーリードは禁止です。
でも、ここ最近この公園に通ってほっとしたのは、皆さん自己責任の範囲で上手にリードのオンオフをしているということ。
フリスビーの練習をしている人もいれば、遊歩道を散策している人もいる。
スペースがたくさんあるからできるのもあるけれど、周りには迷惑にならないように、人が来たらリードをつけるなど配慮しているので、見ていて安心感がありましたよ。
　
（でも、実は駅近の公園で、ノーリードの犬にほえかかられたことも・・・。
　凛はうまくかわすからいいけれど、空咬み入っていたので、ちょっと危険なシチュエーション。
　そうなってから、飼い主さんは慌ててリードをつけに来たけれど、相手の犬次第では本当に
　事故が起こります。
　こういう例をなくすには、法律ではなくて、しつけです。うん、まだまだ頑張らないとね！）
　
　
話がずれました、ちょっとだけ登山道にも入ってみましょう。
　

イク。
　
うーん、いい感じの道なんだけど、この看板を見るとねぇ。。
　　

さっき教えてもらった方によると、夕方から朝方に出ることが多いらしい。
今は大丈夫かなぁ、と思いつつもやっぱり熊鈴買ってからにすることに。また今度ね。
　

チェッ。
　
とぼとぼ戻ってくる犬。
最近、こういう意思表示が本当にはっきりしてきました。素直に気持ちを出すようになってきたといえば聞こえは良いけれど、年をとって頑固になりつつあるのかな。
まぁ、私もそうだから、いっしょだね ^^;
　

アタラシイ　ニオイ。
　
公園内でも、ちょっと外れの遊歩道は、林の中。
初めて来る道だから、ほんとに戻れるか不安になってしまう程。
　
時々犬に不安そうに見上げられて、自分の不安に気づく。
　

ようやく出口発見。と思ったら、入り口だった～。
　

振り返れば、絶景。景色だけ見ると、まるで山の中、でしょ？
実際は、住宅街に近いから、犬の鳴き声や車の音も聞こえるのだけど。
　
札幌には、こんな風に原始林を残した公園がたくさんあります。
引っ越してきてよかったなぁ。やっぱり都会よりも、こんな場所が好き♪
　