1週間の旅行から帰ってきて、2日間は散歩に行きたいとも言わない程、疲れていた凛。
3日目には、すっかりいつも通りだったので、週末にケンブリッジに行ってきました。
ロンドンからは電車で約1時間。
地図を見ると、ケンブリッジの中心地を取り囲むように公園がたくさんあったので、観光客が行くメインストリートではなく、住宅街を抜けて、まずは公園を目指すことに。
今日はワークショップ後発の実践編といった所。ありゃ、リードゆるんでない・・。
やはり狭い場所ではショートリードの方が扱いやすい。
でも、3mに慣れた後だと、本当に短く、犬にとって自由のなさを感じます。
公園についたら3mに付け替える。
新しい場所だもんね、嗅ぎたいにおいもいっぱいです。ちょっとだけ待ってあげましょう。
公園の入り口はこんな感じ。この排水溝のフタのようなものは、野生動物が入ってこれないようにするためのものらしく、農場の入り口などでもよく見かけます。
ということは犬も禁止??と思って、くまなく看板をチェックすれども何も書いてないし、うんちBOXまであったので、思い切って入ってみる。
本当に牛がいましたーーー!
大して暑い日でもないのに、皆さん木陰でお休み中。ジロジロ見られて、緊張しました。。
凛も何かを察したのか、よそ見一つせず完璧なHeel。うれしそうにしっぽふりふり歩いていましたが、ちょっとドキドキしてたのかもね。
そんなこんなでようやく川に到着。ケンブリッジにきたらパンティングは必須でしょう。
とはいえ、犬OKかどうかの前情報がなく、乗れないかもと覚悟していたのですが、、、
いっしょに乗れました~~♪
10人乗りくらいの小さなボートなのですが、自分達でボートを借りて漕ぐこともできます。そちらは犬NGでした。
私たちが載ったのは、ガイド付のボート。漕いでくれるのは、なぜかみんな背が高くてイケメンなケンブリッジの大学生。そのルックスで頭もいいんだから、反則でしょう~。
この写真、自分で見て笑っちゃいました。
人は美しい建物を見ているのだけど、犬は川の水を見ています。
そりゃ、建物なんて興味ないよねぇ。
最初は興味津々ですれ違うボートを見たりして、わりとリラックスしていたのだけど、30分もすると飽きてきたのか、興味よりもストレス度の方が勝ってしまい、オスワリし出す。
首をしゃんと伸ばして、目も細め、口元もきゅっと引き締まって、まさに人間が面接で緊張してる時のような状態です。
とうとう・・鼻をなめるというのはカーミングシグナルの一つで、かなりストレス度高めな証拠。
でも、途中で降りれないから我慢してね。。
という訳で、おとなしくしてる子でもこんな感じでストレスになるかもしれないし、水が好きな子だったら途中で入っちゃいそうだし、オススメはしません ^^;
いっしょに行けるなら乗りたいじゃない?という飼い主の勝手なわがままなのでした~。
教会や大学内はいっしょには入れませんでしたが、あちこちに公園があるので、息抜きしながら歴史ある街の散策を楽しめます。犬連れで来ている人がたくさんいました。
マーケットで。お父さんが本を読んでいる中、犬は大道芸人たちを観察。
公園に行ってきた後なのか、かなりリラックスしてお休み中。ハイストリートど真ん中なのに!
こちらは King's College Chapel のモチーフです。なんと、ドラゴンとグレイハウンド。
EdwardIIIという王様が飼っていたことで、モチーフになったそうです。筋肉の付き方や骨の浮き出方なんかは、本当によく描かれていて感動。
別の教会のガーデンで出会った、ホームレスさんとその犬。
ここに教会の裏に水道があるらしく、どこからともなくやってきて、犬にお水をあげていました。そして、凛にもとわけてくれた親切なおじさん。かなりお疲れの様子だったけど、大丈夫かなぁ。
犬は一度私たちの方にあいさつに来たくらいで、おじさんの周りを離れません。もちろんリードなんてついてません。こういう光景を見ると、ただいっしょに過ごし、楽しみも悲しみもすべてわけあって生きている、ということがなんて貴重なことかと、改めて思います。
私たちもこんな関係を目指そうねぇ。
Dog-friendly city, Cambridge.
2010.8.15
おお!今月ケンブリッジに行きたいと思っていたところです(9月になっちゃいそうですが・・)。ワンコといっしょにパンティングしようと思ってましたが、そうか、ワンコにはストレスですか、、、どうしよう。。凛ちゃん同様、うちのワンコもずっと水面凝視派です。
ただ一緒にいて、楽しみも悲しみも一緒に分かち合っている関係、私も大切にしたいです。家族としては自然なことですが、だからこそ忘れてしまうこともありますものね(私だけ?汗)
ケンブリッジ、よかったですよ~。
まぁ、ストレスといっても、その子その子で度合いは違いますし、行ってみて決めてもよいのではないかと思います。凛の場合は、ストレスというより時間が長くて飽きた、という方が大きいかもしれません。
私も、できればどこでも連れて行きたい派。時には犬にとっては楽しくないとわかっていても(笑)。過去の珍道中では、スキーのリフトとか(夏ですけど)、水中遊覧船とか。