先日のWanもみさん主催ワークショップ後、
ありがたいことにたくさんの方からfacebookのメッセージやメールをいただきました。
初対面ではお伝えしきれないことが多くて、帰ってからは反省ばかりしていたので、
とてもありがたく、貴重な振り返りの時間が持てています ^^
改めて、ありがとうございます!
「へぇ」と感じるポイントが皆さん違うのも、
私が想定していなかった「へぇ」が出てくるのも、
ワークショップならではのおもしろさ。
いただいた「へぇ」ポイントを忘れないように残しておこうかな。
・犬のペースに合わせるって、案外時間がかかるんだ!
・犬がどうしたいか、なんて考えたことなかったなぁ。。
・じっくり向き合う時間って大切。
・犬自身に考えさせる、これってコーチングと同じ!?
・「答え」は1つじゃない、まずはどうしたいか自分が考えなくちゃね…
こんなに時間をかけて犬に向き合ったことがなかったかも、
というお言葉をちらほらといただいたのは、
しつけ=すぐやらせなきゃ、ちゃんとやらせなきゃ
とプレッシャーを感じてしまう方多いからなのかもしれません。
頑張れば頑張る程、「やりなさい」「やめなさい」ばかりになってしまい、
でも、犬たちは全く変わらないし、むしろそのプレッシャーに嫌になってしまう。
だんだんと犬が理解できる声かけのタイミングや褒め方のコツをつかんでくると、
あらまぁ、みんなリラックスしてくるではありませんか。
実は「犬がやってくれない」ではなく
「どうしてほしいか伝わっていなかった」のかもしれませんね ^^
犬は命令されないとできない動物ではなく、
実はとーっても空気を読んで行動している。
飼い主さんが作る空気次第で、いくらでも変われることを皆さまが証明してくださいました♪
(始まったばかりで、まだ皆さん緊張〜。)
そして、私自身が今回強く感じたことを一つだけ。
だっこの安心感 と 自分で解決する力。
今回のワークショップでは小型犬が多かったので、
犬は飼い主さんのひざの上にいることが多かったのですが、
どんなに怖がりさんでも、ひざの上では落ち着いていられるし、
遊びたくてしょうがない子も、ひざの上ではゆったり過ごせるし、
逆に、ひざの上で居眠りしていた子も、下ろした途端にハッスルしたり、
飼い主さんのひざの上が世界で一番安心!となっているのは
とっても幸せだなぁと見ていてうれしくなりました ^^
その反面、だっこの時はOKなのに、自分の足で立っている時にうまく対処できないとしたら、
「大人の犬」としての力、自分で問題を解決する力がまだついていないということ。
しつけがなってないとかそんなんじゃなくて、
日本の犬の多くは経験不足なんですね。
今回のワークショップでは、犬同士のコミュニケーションでとまどう子が多かったので、
例えば、
犬が嫌だったら吠えたり攻撃しないで無視していればいいんだよ、
自分が遊びたくても相手が嫌だったらやめた方がいいね、
怖くても頑張って一歩踏み出してみたら大丈夫だよ、
マナーよくしてくれたら、望みを叶えてあげようね
などなど、人に助けを求めるのではなく、
自分で考えて、自分の力で解決できるように、
飼い主さんにサポートしていただきました。
少なからずストレスを感じている状況で犬ががんばれるかどうかは、
飼い主さんの励まし次第。
おやつじゃない、
おもちゃでもない、
飼い主さんが声をかけてあげるだけでこれだけ犬は変わるんだ、
ということを実感していただけたらうれしいな ^^
だっこで安心できる、
飼い主さんの「大丈夫」の一言で安心できる、
家庭で暮らす犬たちは、いつだって飼い主さんの態度が判断基準。
改めてそんなことを再認識したワークショップでした。
※ 写真はWanもみメンバーさんにいただきました。ありがとうございました!
Being a Partner.
2013.4.25
コメントを残す